電気回路設計

製造品目やワークが変われば生産ラインの稼働も変わります。その変更に合わせて制御の仕方を変更しなければなりません。サイテックでは、電気回路設計ができる技術者が在籍しており、お客様のご要望に合わせて回路設計を変更、導入することができます。

対応可能事項

ラダー図作成・変更
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ラダー図はPLCで使用する制御プログラムの1つです。

ラダー図を書き換えることで、制御プログラムを変更することが可能となります。

PLC設計・設置
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制御の頭脳を司るのがPLCです。PCLにプログラムを書き込むことで制御機能として稼働します。

タッチパネル表示データ設計改造
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タッチパネルは製造ラインのデータを一覧化する重要な画面です。

見たい情報が一覧化できているか、扱いやすいかなどを踏まえてパネルの表示データを改造していきます。

旧型PLC・パネル更新

製造メーカー側で精算が停止してしまったために流通していないものも多数あります。

旧型設備の状態で突発トラブルが起きると大事に発展するリスクが高まります。

工事の進め方

電気回路は製造ラインの頭脳ともいえる部分です。変更をしても正しく稼働するか、他の生産ラインの動きと不都合が起きないかを確認し工事完了となります。

また、お客様のご要望段階で、他事業所における工事実績を踏まえたより効率的な制御方法が無いかなどの情報提供もしてまいります。ゴールはお客様の事業活動が安全・確実に稼働する事です。そこへ向けて一緒に歩んでいくパートナーとしてご依頼いただけますと幸いです。

このような工事も対応しました

電気回路設計というとどのような場面で必要となるのかと考えがちですが、思いのほか様々な場面で手を加えることが必要となる部分です。例えば、以下のような工事も過去には施工しました。

〈当社工事実績〉

・安全PLCラダー改造

・非常停止回路、停止原因見える化工事

・稼働率見える化工事

・タッチパネル表示情報変更工事

・冷却設備自動起動追加

・エア使用量削減工事 約30%削減

・廃番部品から新型部品変更に伴う信号変換

・ベルトコンベアスリップ検出工事

その他にも、下部に記載している施工事例などから対応工事範囲をご理解いただけますと幸いです。

こういった課題が出た時に電気回路設計が必要になります

当社にご相談を頂く際、以下のようなご要望を頂きます。

□製造品種が変わり製造ラインを変える必要が出てきた

□今までの製造ラインの動き方では不都合である部分が出てきた

□検知するデータが変わり、パネルの一覧データを変えたい

□より製造に直結するデータを表示させるような場所が欲しい

□制御設備の老朽化が進み、トラブルが怖くなってきた

□社内の改善部門から製造ラインの組み方に対する指摘が入り、ラインの在り方を変える必要が出てきた

□どの会社が回路設計をしたかわからなくなっている

皆様ご相談ベースからお声がけいただけます。

また、継続的に工事をしていくことで皆様の事業所の特性も理解できますので、より効率的な回路設計提案等も可能となります。

電気回路設計の施工事例

2023年2月20日 電気炉主回路投入不具合の応急対応 電気炉の主回路は、電気炉によって発生した熱を制御するために使用される回路のことで、電気炉に電力を供給する主電源、接続されたケーブル、電熱体、制御装置などから構成...続きを読む
2022年12月23日 制御改造の試運転・調整 産業廃棄物処理施設において、再処理設備の試運転とその後の調整を行いました。 新規プラントの運転が想定通りに動くかどうかのチェックと、違う場合に回路の修正を...続きを読む
2022年9月15日 焼損したトランス・分電盤の更新工事 鋼板製造会社の工場にて、焼損したトランス・分電盤の更新、さらに煩雑になった電気系統の整理を行いました。 古い工場は、設備の増設を繰り返して電気系統が煩雑に...続きを読む
2022年2月14日 バケットエレベーターの現地操作ボックス新設工事 鋳造工場にて、バケットエレベータの操作ボックス設置工事を行いました。 工場内に設置された2機のバケットエレベーターについて、現場にて寸動運転(インチング運...続きを読む
2022年1月27日 注湯時間監視装置の自動化工事(2) 鋳造工場にて、電気炉の注湯時間監視装置の自動化工事を行いました。 電気炉の注湯時間監視装置において、これまでは監視開始を手動で行っていたものを自動化したい...続きを読む
2021年12月15日 リミットスイッチの異常の原因解明とPLCプログラム改造 鋳造工場において重要な役割を持つショットブラストの設備が正規とは異なる動作をしているので、原因を調べてほしいとのご要望でした。 現状の動作と正規の動作から...続きを読む