鋳造工場にて、センサー設置とラダー・シーケンス改造、さらにケーブル・電線管敷設工事を行いました。
注湯時に鋳造型枠に溶湯が付着することがあり、それをオペレーターで除去作業を行いたいので、特定の場所に湯付着した枠が到達したらランプなどで知らせてほしいとのご要望でした。
業種特有のお悩みや実現したいことに対しても、ご要望に応えるべく最適な提案をいたします。
工事前の様子
付着した溶湯
鋳造型枠
当社の提案・施工内容
異物を検知するセンサーを取り付けて、検出枠が特定の場所に到達するとシグナルタワーで表示、及びオペレーターのスイッチによる確認操作をするようPLCプログラムを改造しました。
鋳造型枠ごとに摩耗や位置のズレなど個体差が大きく、検出場所に湯付着以外の異物も多くあり、それらをクリアできる検出センサーの選定や形状の考案が一番の課題でした。
施工の様子
施工後 センサー
施工後 スイッチ
センサーが異物を検出したときに操作するスイッチを設置しました。
施工後 シグナルタワー
当社スタッフより
高精度の検出を行う場合、メカ・ソフトの両方で大幅な改造が必要です。
今回は、ご予算と求められる検出精度からタッチセンサーによる検出方法を採用させていただきました。
稼働効率を上げたいが予算があまりない、、という方もお気軽にご相談ください。
予算に合わせた最適なご提案をいたします。