磁選機下にあるパタコンの操作盤にセレクタスイッチを設置する工事をしました。
これまでスイッチの入切は、操作盤の扉を開けてブレーカーによって行っていました。
業務の効率化を図るため、もっと簡単に操作できるようにとのご要望を受けて工事を行いました。
工事前の様子
操作盤外観
操作盤のボックスの扉には何も設置されていない状況でした。
操作盤内部
ブレーカーが内蔵されています。ボックスが小さく新しく機器を設置するスペースはありません。
当社の提案・施工内容
既存の操作盤のボックスが小さく、セレクタスイッチを設置するスペースがなかったため、ボックスを大きなものへと交換し、扉の外側にセレクタスイッチを設置しました。
また、運転状況が把握しやすいように表示灯もセレクタスイッチと共に設置しました。
さらに、既存のブレーカーはモーターブレーカーではなかったため、モーターの保護も行えるよう電磁開閉器を追加し、図面作成まで行いました。
施工の様子
施工後 操作盤外観
サイズの大きいボックスへと交換し、扉の外側にセレクタスイッチと表示灯を設置しました。
施工後 操作盤内部
施工後 図面
電磁開閉器の設置に伴い、電気回路の図面を作成しました。
当社スタッフより
今回のように、設備の電源の切り替えをブレーカーで直接行っているケースはよくあります。
頻繁に操作するのであれば、セレクタスイッチを扉の外側に設置することで作業上の手間は大幅に改善されます。
また、既存のボックスではサイズが足りない場合は新しいボックスを設置し、保護機能などで不足している部分があれば一緒に提案させていただきます。
図面作成も同時に行うため、今後設備の改造が必要となった際もスムーズに行うことができます。