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鋳造工場にて、電気炉の注湯時間監視装置の自動化工事を行いました。
電気炉の注湯時間監視装置において、これまでは監視開始を手動で行っていたものを自動化したいとのご要望でした。
以前同じ工場で同様の工事を行い、その追加工事となります。
前回改造した電気炉は高周波炉だったのに対し、今回は低周波炉のため、カウントする信号も別のものを採用しています。
電気炉の炉体を一度傾動させた後の着座を監視開始とし、注湯時間のカウントを開始させる改造をしました。
監視開始のタイミングの誤差などはあまり気にしないとのことで、近似値となる信号で監視を開始する設定にしました。
具体的には、炉体を上昇・傾動させるレバーにリミットスイッチを敷設し、動作の検知を行います。
動作検知から監視開始までの具体的な秒数は、現場の作業を実測で測り設定しています。
自動化を進める上で、様々な要望や課題があると思います。
例えば今回の場合では、部材費をなるべく抑えたいとのことで、現場オペレーションの了承のもと、リミットスイッチを傾動レバーの付近に設置しています。
また、誤作動をなくすよう注湯以外ではなるべく反応しないようなラダーを設計しました。
ソフトなどを導入せずに工場の自動化を実現したい方は、私たちにお任せください。