ブレーカー部品製造工場にて、回転機予知保全センサーの取付と、データ取得を行いました。
他の社員には聞こえず、社長だけにモーターの異音が聞こえていたため、異常の有無をデータとして検出し、明確にさせてほしいとのご要望でした。
日々の点検は非常に重要ですが、人の五感で検知するのには限界があります。
モーターやポンプ、ファンなどの故障が許されない設備は、予知保全を行うことが非常に重要です。
工事前の様子
波形データ
当社の提案・施工内容
回転機予知保全センサーを取り付け、データの取得を行いました。
工場内に同じモーターが複数あったので、条件を同じにして他のモーターにもセンサーを取り付けました。
そしてモーターごとに波形を比較して見てみると、異音が発生するモーターのみ波形に違いがみられました。
施工の様子
波形データ比較
異音が発生しているモーターとそうでないモーターで、波形に違いが現れました。
回転機予知センサー
当社スタッフより
回転機などの設備は急に停止してしまうと、生産計画の立て直し、補修業者の手配、管理コストの増大など、様々な悪影響を及ぼします。
監視や点検が困難な場所にあると、日々のメンテナンスを行うことができないため、故障の可能性が高まります。
AIセンサーなどで予知保全をすることが重要ですが、効果がわからないと導入しづらいものです。
私たちは、センサーを購入する前にデモ機で効果を確かめてもらうサービスも提供しています。