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カテゴリー別アーカイブ: 動力設備工事の施工事例

配管配線工事

鋳造工場における配管配線工事を行いました。
設備改造により、季節の電線管が障害になって改造できないため、電線管のルートを変更してほしいとの要望でした。

工事前の様子

施工前 電線管ルート
3・15

施工前の電線管のルートです。

当社の提案・施工内容

電線管のルートを変更する場合、既設のケーブルが短く足りなくなります。
そのため、中継ボックスを設けて電線管のルートを変更しましょうというご提案をさせていただきました。

施工の様子

中継ボックス
3・15

既設のケーブルとの中継ボックスを設置しました。

中継ボックス 拡大
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中継ボックスの拡大図です。左の2次側は新しいケーブルとなっています。

当社スタッフより

既設のケーブル自体がかなり古くなり、硬化していました。

今回2次側はケーブルが新しくなってますので、1次側のケーブル更新をおすすめいたします。

信号ケーブル交換工事

鋼板工場において、信号ケーブルの交換工事を行いました。

既存のケーブルが劣化し断線する恐れがあるので、新品に交換してほしいとのご要望でした。

劣化によりケーブル内部がむき出しになっていると、断線だけでなく漏電などの発生の可能性もあるので、早めに対応しましょう。

当社では、各環境に適したものへの交換工事を行っております。

工事前の様子

施工前 ドラムリール部のケーブル
3・15

大型のドラムリールに対し、ケーブルの強度が足りておらず、内部の配線がむき出しになっています。

施工前 中継ボックス
16

中継ボックス内のケーブルが整理されておらず、強い張力がかかったケーブルもありました。

当社の提案・施工内容

既存のケーブルがドラムリールに対応していないキャブタイヤケーブルを使用していたため、今回は、張力、捻回、
屈曲に強いキャブタイヤケーブルを選定し、ご提案させていただきました。

また、ドラムリールの張力が強く、中継ボックス内のケーブルが引っ張られ断線する恐れがあったので、そちらも張力が掛からないようにしました。


施工の様子

施工後 ドラムリール部のケーブル
3・15

ドラムリールの強い力に対応したケーブルに交換しました。

施工後 中継ボックス
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中継ボックス内のケーブルを整理し、強い張力がかからないようにしました。

新旧ケーブル比較
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新しいケーブルとの違いが一目でわかります。

当社スタッフより

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線番の両端、端子台番号が合っておらず、また図面とも照合できなかったため、調査に時間がかかりました。

このように、図面と現場が照合できないことはよくあります。

チェックせずに作業を進めると、設備が稼働できず大損害が発生したりします。

日常、気になっている面倒な修正点がある場合には、私たちにお気軽にご連絡ください。

高周波電気炉の電気部品交換工事

鋳造工場における電機部品交換工事を行いました。
使用頻度の高い電磁接触器等の交換をしてほしいとのご要望をいただきました。

工事前の様子

電磁接触器
3・15

高周波電気路の電磁接触器の様子です。

当社の提案・施工内容

過去の交換履歴より電磁接触器の摩耗時期を予想し定期的に交換することをご提案させていただきました。
故障が起きると工場全体が数日ストップしてしまうこともあります。
使用頻度の高い設備は特に定期的な点検と交換が必要です。

施工の様子

電磁接触器 施工後
3・15

電磁接触器を新しいものへと交換しました。

当社スタッフより

社員4

インチング操作が多く使用頻度も高いため、摩耗する前に交換できるよう交換時期を管理し対応するようにしています。

また、同機種がこの定期交換を前に交換するという事例から電磁接触器のサイズアップをしています。

連続ショットブラストの電気部品交換工事

鋳造工場における電気部品の交換工事を行いました。
連続ショットブラストで唸りが発生していたため、、電磁接触器の交換をしてほしいとのご要望をいただきました。

工事前の様子

電磁接触器全体
3・15

こちらで唸りのような異常音を確認しました。

スター用電磁接触器
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特にこの部分から唸りが発生していました。

当社の提案・施工内容

唸りの発生を確認し、モーターは起動できましたが交換をご提案させていただきました。
異常な音などを確認した場合は、故障する前に交換することをおすすめしています。

施工の様子

電磁接触器全体 施工後
3・15

施工後の電磁接触器の様子です。

スター用電磁接触器 施工後
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電磁接触器を新しいものへと交換しました。

当社スタッフより

社員3

スター起動時のみの唸りでしたのでスター用電磁接触器が原因であろうと考え交換しました。交換後唸りはなくなり、持ち帰った電磁接触器を励磁させたところ同機種の新品の電磁接触器にはない唸りが確認できました。

ケーブル・金属電線管敷設工事 

鋳造工場にて、ケーブル・金属電線管敷設工事を行いました。
ベルトコンベアへのセンサー新規取付に伴い、ケーブルを新たに敷設する必要があったためです。

工場内の事故防止のため、安全センサーは必要不可欠です。
新たにセンサーを追加したいというお客様も多くいらっしゃいますが、センサー取付に伴い、ケーブルの敷設工事も必要となります。

当社はお客様の工場の構造、人の導線を踏まえ、最適なルートでケーブルを敷設します。

工事前の様子

ケーブル敷設前
3・15

通路を囲む鉄管です。こちらにケーブルを敷設します。

当社の提案・施工内容

ケーブル、さらにケーブル保護用金属電線管の敷設をご提案させていただきました。

狭い通路の付近では通行の障害にならないように、また設備の付近では駆動部やその他のメンテナンス作業の支障に
ならないような配管ルートを選定させていただきました。

施工の様子

ケーブル敷設後
3・15

通行の邪魔にならない配線にしました。

当社スタッフより

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ケーブルの劣化は、漏電や火災、地絡事故を引き起こす可能性があります。

新たにケーブルを敷設する際は、電線管敷設のように劣化を保護する施工も必要となります。

お客様の工場の環境に最適なケーブルの配管ルートや保護方法についてご提案いたします。