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カテゴリー別アーカイブ: てご通信

てご通信 vol.9

てご通信9

工場の安全対策は様々あれど、計装を活用した安全対策に注目が集まります

工場の関心事の一つに「安全」が挙げられます。KYにヒヤリハットによる改善・・・というような日々の取り組みが多いのではないでしょうか?
しかし、よく見てみると「昔ながら」の設計で建てられた工場では、意外に危険な箇所は多くあります。
安全には注意喚起や危険予知等といった人の意識によって改善できるものに合わせて、手すり・柵・防滑床材といったハード面、更に、警告・緊急停止を行うような計装面を活用した取り組みがあります。
工場の設計を大きく変えることはできませんので、意識面・ハード面の次の施策として計装を活用した安全対策へのニーズが上がってきています。

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できることは多岐に渡る 注意喚起から緊急停止…現場に即した導入を

センサーの設置、その、信号が出された後にどのような動きを行わせるか、その一連の流れを組みあげることが計装を活用した安全対策になります。

 ・人が立ち入ったら機械を緊急停止させる
 ・人が近づいたら注意喚起の信号を発報する
 ・機械が動いているという事を知らせる為の信号を出す 等々

安全を仕組み化することは事業所の安全品質を上げる上では重要です。また、それらを実現させる技術も普及されてきています。どのようなセンサーを用いればよいのか、どのように制御を掛けていけばよいのか、具体的に何を用いて周辺認知をさせるのか、それらを一気通貫で提案できる事業者と一緒に取組むことが良いでしょう。


サイテックで提案をしてきた工場の安全対策事例をご紹介します

私達もお客様のご相談に応じて、安全対策の工事を行う事があります。サイテックは電気制御を強みとしている会社ですので、お客様のご要望に合わせた各種機器の選定から、具体的な制御変更・試運転から後のメンテナンスまでを一貫で行う事ができます。

機会に人を近づけない ライトカーテン

赤外線センサーをカーテンのように配置し、機械に人が近づかない、手を出さないようにするためのものです。センサーが動態を検知することで、機械を緊急停止させます。
よくある事故の一つに、機械のトラブル時に自分で直そうと手を出し巻き込まれる事故です(1人前直前くらいの人に多い)。それをセンサーを活用して防ぐ技術です。

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機械稼働中は人を中に入れない セーフティドアスイッチ

機械稼働中、その周辺エリアに人が誤って入らないようにするためのものです。機械の稼働が停止したことをセンサーが確認し、該当エリアに入る為のカギが開くというものです。
インターロックの生産設備版とお考えいただくと
イメージが付きやすいでしょう。

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人の立ち入りを検知 赤外線センサ

機械に人を近寄らせないためのセンサーの一つに、左のような赤外線センサーを用いることもあります。
足元で検知することで、人の侵入を検知します。
安全対策の上で計装設備を用いる方法は有効です。また、センサー技術も発展してきている中で、取り組みやすい手法になりつつあります。
しかし大切なことは、機械なので融通が利かないという事。全体を考え最適な設置方法を検討することが大切です。

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てご通信 フッター

てご通信 vol.8

てご通信8

電気制御工事屋が提案するFA装置の簡単設置見える化デバイス

5Gの一般普及が進む中、注目を集めているのがIoTデバイスを用いた見える化です。(実際のところ、5Gの普及とは関係のなく、生産の合理性を追求する上で見える化のニーズが高まっているように感じます。)

私達、制御工事を行っている身としては、制御変更の仕事の延長線上にデータのフィードバックの必要性があると思うものの、具体的な施策がなく、常に裏打ちのない最適化と思われる答えを模索しているようにも感じます。
その中で、今回は私達がご提案している見える化デバイスをご紹介します。

付けるだけ 10分で立ち上がる遠隔監視

過去から「データを常時見たい」という要望はありました。しかし、導入に関する手間とコスト、それによって得られるメリットを天秤にかけた際、投資に値するメリットが生まれるものではありませんでした。

サイテックでは、様々なIpTデバイスの中からスモールスタートが可能なデバイスをご提案しています。
その7つのメリットをご紹介します。

①集中監視システムを、大幅なコストを掛けずに実現。相当安い。
 ・導入費としては約10分の1のコストで実現できたりする。
②システム導入に工事が不要(場合によって工事必要)
 ・工事費用が安い。工事の使用を立案する手間が省ける。
③導入後に簡単な操作で運用が可能
 ・説明書をみて設定するだけで使用可能。
④運用までに時間がかからない
 ・工事期間が極端に少ない。専門設計がいらない。
⑤色々な機器に繋ぐことが出来汎用性がかなり高い
 ・三菱、オムロン、キーエンス等色んなメーカーに改造なしで使用可能
⑥トラブルをすぐに伝えてくれる
 ・トラブルを登録したメールアドレスにすぐに知らせてくれる
⑦警告のしきい値を自由に簡単に変更できる
 ・日々刻々と変化する状況に自由に簡単にパソコン上から変更可能

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手のひらサイズ 工事不要で設置
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FA機器の稼働状況を常時監視
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見やすい画面 全体把握も容易
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機械ごとの稼働状況もすぐ確認

データが手軽に見えることはわかったけど、どうやって生かして現場にメリットを生み出していくのか

工事不要・すぐに立ち上げることができるIoTデバイスにより、機械の稼働状況が把握できるという事はわかりました。
具体的にどのような場面で活用がされているのか、導入事例をピックアップしていき、活用方法をイメージしてみてください。

乾燥炉における温度監視

製品を乾燥炉で処理する製造ラインにおいて、乾燥機の温度にバラつきがあるため、上段/中断/下段3点の温度を計測。

規定時間で温度を目標値に到達させることが品質に関わるため、温度と到達時間を確認するためにデータ収集を行います。オペレータは遠隔で乾燥状態を監視し、到達時間に異常がある場合は、メールで検知しすぐに現場へ状態確認に行くことができます。

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洗浄ラインのプロセス監視

この工場の洗浄工程ではシビアなphコントロールが必要となります。
今までは、定期的に現場に数値を確認しに行っていましたが、このIoTデバイスを導入したことで、簡単にph情報をクラウドに保存することができるようになりました。

異常時には、メールでアラーム通知を出すことが可能。データはクラウドに保存されているため、現場担当者だけではなく、品質保証担当者など複数の部署で簡単に共有することが可能です。

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測定データの保存と異常監視

PLCで制御している設備に後付けすれば、 測定データを保存することができます。 NG品が発生した場合には、メールで異常を通知することも可能です。

今まで不具合品が出ても、それを詳細に検証することができませんでしたが、本デバイスの導入により、機械の劣化状況が分かるようになり、不良品の発生を未然に防ぐことができるようになりました。
データを振り返ることで大きな生産性を上げることができました。

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てご通信 フッター

てご通信 vol.7

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昔に導入した機械に設置されている海外製制御が変更できない…

製造における改善活動、製造品目の変更等によって機械の制御方法を変更するという事は時々あるものです。社内の技術スタッフで対応できることが理想ですが、難しい制御変更等では当社にお声がけを頂きます。

規格が異なるから海外製制御機器は言語から違う

ご相談を頂く中でも良くいただく課題事項が海外製制御機器の回路設計です。海外と国内の制御機器は何故異なるのか、それは世界と日本の規格の差にあります。
日本国内に流通している機器には全てJIS規格が適用されています。一方で海外の場合は地域毎に様々な規格が用意され、その規格において技術が発展しています。
日本国内のJIS規格は高い「安全性」と「信頼性」を要求される規格であり、その土台が制御の仕方の差に表れます。

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制御言語の主流は5つ。国内におけるスタンダードではない=ブラックボックス化。

国際規格で設定されている制御言語は5つです。其々特徴があるものですが、国内ではラダーエディタが主流です。

□ラダーダイアグラム(LD) エディタ
  日本国内で最も普及しているプログラミング言語。
  リレー回路表現したものでビット信号のON/OFFを扱う処理に適している。

□ファンクションブロックダイアグラム(FBD) エディタ
  計装分野で使用されていたものがPLCでも用いられる。
  データの流れが分かり易いというメリットがある。

□ストラクチャードテキスト(ST) エディタ
  複雑な演算や文字列処理の記述を得意とする。
  高級言語に慣れたエンジニアに向いている。

□シーケンシャルファンクションチャート(SFC) エディタ
  状態遷移を記述するのに特化した言語。各工程の遷移
  条件、工程内部処理を別に記述できる点がメリット。

□インストラクションリスト(IL) エディタ
  マイコンで言うアセンブラに相当するもの。
  容量・速度重視のプログラムには有効であった。

日本メーカーが開発当時、英文を利用した開発環境に慣れていなかった為、ラダー言語がPLC開発環境におけるスタンダードになったといわれており、国内ではラダー言語が分かっていれば大半の制御はわかるものです。
一方で、ラダー言語以外の制御方法が組まれているPLCにおいては読解や変更後の設定方法がわからずブラックボックス化して見えてしまうものです。

制御言語を国産化することは可能です。
そして、そこはサイテックが対応します!


PLCの国産化(国産制御への更新)は運用上重要な施策です!

海外の設備に設置されているPLCの言語が理解できない為に、改造や保守が課題となっているケースが見られます。
結果として、トラブル発生後の復旧時間が延びたり、保守の手間がかかる・予備品の過剰確保が必要となるといった
ことにつながっています。

国産化にあたってどの業者に依頼すべきか?

運用性の向上を目指してPLCの国産化に取り組む場合、どのような業者に依頼すべきでしょうか。

勿論、制御のエンジニアに依頼するのですが、その上で、以下の3つの点をチェックしてみてください。

①操業経験に基づくソフトの解析力
 実際に生産ラインがどのように動いているのか、今までにどのような改造を
 施してきたのかを知ったうえで、既存PLCを読解することが求められます。

②保全経験に基づく設計力
 様々な事業所で、どのようなトラブルが起き、保全をしてきたのか、そのノウ
 ハウがダウンタイムを最短にするための設計へとつながります。

③今後想定される改造に向けた思慮力
 国内において生産性向上は必須課題。解決に向けて制御の改造がされることは
 想定されうることです。
 その時に改造がしやすい配慮を設計に織り交ぜているか、そこが電気回路設計
 業者の力量と言えます。

上記の点を踏まえながら、PLCの国産化を進めていくことが中長期に渡って自社の利益に直結すると言えます。

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当社のPLC国産化事例

当社で対応可能な制御の国産化の一例です!お気軽にご相談ください!

<制御メーカー>
□SIEMENS(シーメンス)ソフト解読、三菱PLCへの置き換え
□Rockwell(ロックウェル)ソフト解読、三菱PLCへの置き換え
□Automation(オートメーション)ソフト解読、三菱PLCへの置き換え

<設備機械>
□炉制御システム(焼却炉・鋳造炉・乾燥炉)
□搬送機械システム(ベルトコンベア、空送)
□各種生産ライン(食品製造・ゴム製造・金属加工・化学品)

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てご通信 フッター

てご通信 vol.6

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モータを守ることが目的のサーマルリレー

サーマルリレーとは、電磁接触器と組み合わせて、その電磁接触器で制御するモータなどの電流値が設定値を超えた状態(過負荷状態)を検出する装置です。

これにより、モータが過負荷となった時に、モータが焼損する前に停止させ、保護します。サーマルリレーは単独では機能せず、電磁接触器と合わせて使用します。


手動復帰形と自動復帰形は場所に応じて

サーマルリレーは動作(トリップ)をしたあとトリップ原因を取り除いたらリセットをする必要があります。機械的に作動するものですので、トリップ要因を除去しない状況で復旧をしても、再び動作するか、或いは、適切に動作しない為に機械側の故障へとつながります。

手動復帰形の場合、名の通り手で復帰をさせるまではトリップが継続して働いたままとなります。アナログではありますが、確実な復帰ができるという点では安心ができるものです。一般的に使用されているのは、この手動復帰形になります。

一方で、自動復帰形はサーマルが動作(トリップ)したあと、自動でリセットがかかる仕組みになっています。設備が止まった後に自動で再稼働をしますので、様々な注意が必要となります。人の操作が容易ではない場所に設置されている場合が多いです。

確実にトリップした原因を把握し、改善することが必要です。原因を突き止め、改善をしなければ他機械へトラブルが波及するリスクもあります。その目的を
ブラすことなく、機器選定をしていくことが必要です。

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設備保全の上で重要な役割を持つ
サーマルリレー
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上記のように電磁接触器とセットで
用いられます
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トラブルを大事にしない為に
用いられます

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サーマルリレーのトラブル要因を3つご説明します。

サーマルリレーが故障するケースは他の制御機器と比べて少ない方です。
そのため、一度設置した後にそのまま長年使用しているというお客様も多いように感じます。
しかし、確実に経年劣化は発生しますし、知らぬうちに故障していたというケースも聞かれます。

バイメタルの劣化による特性のズレ

サーマルリレーは、その内部にある2種類の金属合板の熱膨張率の差異を用いて、過電流が流れた時に発生する熱を検知、動作(トリップ)させるという仕組みになっています。

常に、一定熱量以下であればよいですが、現実は起動電流等で、整定値よりも加温されるケースも多々ある中で運用されていきます。
内部部品(熱を検出する金属など)の微小なズレなどにより動作特性(トリップを検出する電流値やその時間)が変動してくることも見られます。

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トリップ状態。ズレがあっても
どうにか作動してくれれば良い

ヒーター焼き切れによる機能停止

上記は熱によるバイメタルの変化に対する劣化でしたが、一方で、電流を熱に変えるヒーターがトラブルになるケースもあります。

過大な電流が頻繁に流れたり、短絡保護が上手くできていないと、サーマルリレー内部の電流を熱に変換するヒーター線が溶断し、過負荷を検出できなくなってしまいます。このような状況になってしまうと、サーマルリレーはその機能を失ってしまいます。

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問題なさそうでもヒーターが
焼ききれて作動不良という事も

電磁接触器との接続導体の破損

また、時たま見られるトラブルとして電磁接触器との接続導体の破損があります。

各社のサーマルリレーのうち小型の機種は電磁接触器と接続する端子が細い棒状になっており、接続時端子ネジの締め付けすぎや取付盤の振動などが原因で、接続導体が折れて欠相状態となります。

折角設置をしても、設置方法が悪く機能していなかったという事も事象もありました。

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赤枠部分が折れていたという
場面に出くわすこともあります

交換目安は10年。故障が分かりにくいからこそしっかりと。

サーマルリレーはトラブルが起きていても検知がしにくいというのが本音の部分です。

一般に交換時期は約10年を目安に、起動電流が多く・長くかかる設備等は、交換期間を短く設定することが理想と言えます。数多くの部品の中の1つではありますが、その部分まで台帳管理などをして保守していくことが安定した工場稼働の上で重要です。

てご通信 フッター

てご通信 vol.5

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工事業界のリアル。良い工事会社に出会っていただくために知っていただきたいこと。

工事業界は他の業界に比べて、人手不足が早く進んでいます。

今、工事会社に求められているのは、次世代を担う若手の採用・育成と技術の継承と言われています。
各社とも事業活動を行っているのですが、うまくいっている会社もいっていない会社もあるのが事実。

そのような状況で、以下の観点で工事会社を選んでいただきたいと思います。

サイテックがお勧めする良い工事会社の見極めポイント

小回り・対応力

9-3編

突発工事が起きた時にスグに対応してほしい、依頼から初動・工事までの時間が短いといった事。小工事でも対応してくれる等。
機動力

9-4編

自社職人、協力会社も含めて1現場あたり何人で対応することができるか。それによって工事期間が決まります。
会社としての技術力

9-5編

ベテランが技術力があるのは当然のこと。若年層の職人や監督がどの程度の技量があるかは長期的に依頼する上で重要事項。

今回号では、良い工事会社はどのような会社かというポイントに沿って特集を組んでみたいと思います。
是非、既存工事会社様の業務品質チェックという観点でご活用いただけますと幸いです。

5-4



良い工事会社が持っている特徴をまとめました!

多くの工事会社の選定ポイントをご紹介します。
長年同じ工事会社に仕事を依頼していると、その工事会社が良いのか悪いのかが見えなくなってしまいます。
以下のチェック項目は一例ですが、良い工事会社は全て満たしているものです。是非、ご確認ください。

仕事相談時における3のチェック項目

□依頼した内容についての他事業所での実績が豊富であること
  経験が少ないと、少し仕様が変わると対処が難しい

□依頼事項に対して複数の工法を提案がある事
  現場では図面には載らないことが多いため「工法×応用」で対応が必要

□現場調査を入念に行い、その上で広報提案・見積作成を行うこと
  見落とし事項があり追加請求されてトラブルになるという事例を聞きます

作業に関する15のチェック項目

□服装の乱れがない

□作業内容、工程など、事前打ち合わせがしっかりとできている

□工事内容の変更点について情報共有ができている

□事前下見、段取りがしっかりとしている

□工事当日の作業開始・終了報告をしている

□作業開始前に作業員同士でKY活動、危険なポイントを共有している

□高所作業中、バリケードなどで作業エリアを区画している

□分電盤のブレーカーを勝手に「入」「切」しない

□他の人の誤操作による「入」にならないような処置を実施している

□作業場は整理整頓されており、通路がしっかりと確保されている

□養生や安全対策をしっかりと行っている

□作業後の清掃を徹底し、元通りになっているかを確認している

□作業員同士のコミュニケーションがしっかりととれている

□工事終了後の原状復帰をしっかりと行っている

□有資格者が現場をしっかりと管理している、常駐している

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てご通信 フッター

てご通信 vol.4

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生産ラインの“脳”ともいえるPLC。点検の怠りが大きなトラブルに

工場にとって生産ラインが問題なく稼働できているというのは当たり前です。そのラインが難なく稼働している背景には、稼働制御を司るPLCが貢献しています。

小規模のものから大規模なものまで今どきの生産設備にはたいていPLCが導入され制御を行っています。プログラムの変更だけで設備の動作を変更でき、便利ですが、他の設備と同じく劣化はするものです。故障時には修理が必要ですし、あらかじめ、トラブルにならないようにメンテナンスしておくことが求められます。

PLCの保全という観点で言うと以下の3つが重要となります。
 ・劣化しているものを早期発見する
 ・異常が出たら早急に知らせる(気付かずに大損害へというケースも)
 ・トラブルが起きた時に早急に復旧する為の準備をしておく
これらの対策を取れているか否かで、生産への損害を最小限に届けることができます。

「PLCトラブルリスク診断」を提案中!リスク最小化をサポート!

サイテックでは、上記の「劣化把握」「異常察知」「復旧施策」という3つの観点でPLCの設置状況の診断、改善策のご提案をするというパッケージを行っています。

該当設備の制御盤を拝見させていただき、各項目を調査。不備事項やリスク要因があればレポートとして提出します。本レポートを参考に、制御関連の補修を行われる事業所様もいらっしゃいます。

お電話、FAXなどでお気軽にご連絡いただけますと幸いです。

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PLCのトラブルは生産ラインのトラブルに
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現状の運用・設置状況で、故障の
発生リスクが変わってきます
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トラブルなく運用する、トラブル時に早期復旧できる準備をする、双方が重要。
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PLCトラブルの2事例と対応策をご紹介します。

PLCは製造ラインの中枢を担うものです。このPLCで故障や不具合が発生すると、そこから生産ラインへ直結し大きな損害につながりかねません。トラブルは起きてしまうものですが、事前に予防をすることであったり、リカバリーの準備をして置くことで被害は最小限にできます。

I/Oユニットの動作不良

【概要】
PLCの故障で最も多いものがI/Oユニットの接点動作不良です。
プログラムをモニターしても演算はしっかり行われていて、本来出力がでるべきタイミングでI/O出力ユニットから実際に出力がされていない、または出力されっぱなしになったりします。

I/O出力ユニットもリレー出力やトランジスタ出力など種類によって異なりますが、リレー出力タイプは接点摩耗による寿命、トランジスタ出力は周囲温度の影響やサージ電圧などによる故障が発生します。

【対応策】
接点摩耗などは必ず寿命があり、故障は避けられません。
予備のユニットがあれば交換することでスムーズに復旧が可能ですが、もし予備がない場合、I/Oユニットの入出力端子に空きがあれば接点動作不良となった端子の配線を空き端子に接続しかえて、プログラムの接点動作不良のデバイスを接続しかえたデバイスに置換すれば応急で復旧できます。

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空きのないI/Oユニット
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空きのあるI/Oユニット

バッテリーの寿命

【概要】
PLCには電源が入ってない状態では内蔵のバッテリーを使って一部のデータを保持しています。バッテリーが寿命になるとPLCの電源を切ったときに保持されていた一部のデータが削除されてしまいます。

本来はBATランプという部分が点灯し、バッテリー劣化を明らかにするのですが、このBATランプに気づかないというケースがあります。それが起因してデータが消えてしまったというケースも見られます。

【対応策】
設備にバッテリー異常警報を追加する、または日常的な制御盤内の点検、プログラムのバックアップ、予備バッテリーの確保などの対策が可能です。また、プログラムなどをROMに書き込みバッテリーが寿命となってもデータが消えない機種もある為、そういった機種への置換えも有効な対策となります。

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CPU BAT表示ランプ
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電池交換の様子

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てご通信 vol.3

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モータ発停を司る電磁接触器は物理的劣化が起きる消耗品

モータなどの大きい電流が流れる負荷を開閉するために用いられるのが電磁開閉器と呼ばれる部品です。電磁開閉器は過負荷を検知するサーマルリレーと、二次側に電力を供給する開閉をする電磁接触器の2つで構成されます。

このうち、電磁接触器はバネの力と電磁石の力を用いてON/OFFを操作するもので、その部品特性から物理的な劣化が起きやすい部品です。その為、定期的なメンテナンスや交換が必要となります。

メンテナンスを怠ると、過負荷状態に陥らなくてもモータへの電気供給が止まるといるリスクにつながります。

運転時・停止時のそれぞれで以下の項目をチェックすることで電磁接触器の劣化状況を把握することができます。

【停止時】
 □端子部の締め具合(増し締めが理想)
 □異物の有無
 □手動による可動部のチェック
 □摩耗状況の目視確認

【運転時】
 □異音、異臭の有無(特にうなり音)
 □接続部の過熱有無(サーモテープにて)

日本電機工業会では電磁接触器の寿命は10年と定義されています。寿命を迎えた電磁接触器は大きなトラブルが起きる前に点検・更新をお勧めします。

9-3編

モータ稼働ではなくてはならない部品である電磁接触器
9-4編

トラブル時に大損害につなげないようにする為の大切な設備です
9-5編

同時に制御の要となる備品である為劣化・トラブルは大きな影響に直結します

実際に起きてしまった電磁接触器トラブル

電磁接触器は物理的な劣化が起きるリスクがある部品です。そして、故障が起きた際はモータの稼働が止まり、生産ラインへの大きな影響に直結します。どのようなトラブルが起きるものなのか、実施にトラブル発生している電磁接触器の様子をご紹介します。

劣化しているがまだ使用できる電磁接触器

左側が新品の電磁接触器、右側が使用し続けている電磁接触器です。
(右は汚れで暗くなっているので明るさ調整した写真になります)
写真で見てみると、劣化が進んでいるように見えますが、これくらいならばまだ使用が可能な状況です。

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最も恐れるべき「接点の摩耗による欠相」

大きい電流を開閉すると、接点が開閉するたびに接点間にアークが発生し、その熱で接点の表面が荒れ、摩耗していきます。
その摩耗限界は、メーカーにより、電磁接触器のフレームサイズや開閉負荷の大きさによって開閉の耐久回数の目安がありますので、それにより交換時期の選定が可能です。

また接点を点検できる電磁接触器の場合は、接点表面に多少の凸凹が生じている程度であれば問題ありませんが、バリのような極端な凸凹がある場合はヤスリでその凸凹のみ削りとった方が摩耗を抑えられます。

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溶着

開閉時接点間にアークが生じます。それが過大に生じた場合、接点が熱を持ち過ぎ溶着してしまうことがあります。
これは過度なインチング操作や、電圧降下などによる電磁接触器のチャタリング、短絡などの異常電流の開閉などが原因となります。

溶着しても簡単に溶着が外れる軽度のものであれば、接点摩耗と同様に接点表面の点検とメンテナンスをすれば使用可能ですが、重度の場合、相当量の熱が発生したこととなり接点部以外へも損傷が生じている可能性が高く本体ごと交換とします。

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無料贈呈!産業用モータ故障トラブル時の点検実務レポート「電磁接触器編」

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てご通信 フッター

てご通信 vol.2

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モータの予知保全技術で低コスト・高精度のトラブル防止を実現

今注目を集める技術の一つにモータ・設備の予知保全があります。

 □モータの急なトラブルで生産が止まることがある・・・
 
 □いつも事後保全になってしまい、対応が大変・・・
 
 □年中動きっぱなしのモータで点検・メンテがしづらい・・・
 
 □24時間稼働で絶対に止めたくないモータがある!
 
 □壊れる前の予知保全で、トラブルを未然に防ぎたい!

上記のようなお悩みがある事業所様においては、モータのIoT予知保全デバイスの活用をお勧めいたします。モータの「温度」「振動速度」「振動加速度」を検知し、そこから不具合を把握するという技術です。

各工場で保全の考え方はまちまちです。お金を掛ければ万全の体制は取れるものの、そこまで掛けられない。しかし、この機械が止まってしまっては製造ラインに大きな影響を与えてしまう。そのような設備に活用いただきたい技術です。

サイテックでは自社で本IoTデバイスを所有しており、デモ設置提案など実施しております。同デバイスは日本全国で4000か所以上に導入されており実績もあるものです。

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モータ・回転機の予知保全化
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設置様子 これで振動を検知
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スマホで情報収集・ネットで閲覧

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モータが止まってしまったときにどうする?モータ固定子コイルの異常の場合における2つの原因確認方法

モーター固定子コイルの巻線は被覆で絶縁されていますが、過電流や駆動部の摩擦などによる熱や粉塵などの異物、経年劣化などで絶縁被覆や巻線そのものが破損していく場合があります。そのため下記のような状態になり、モーターの出力が落ち過負荷状態となることがあります。

断線が原因である場合の確認方法

モーターの口出し線は全てモーター内部で複数のコイルに接続されています。そのため、口出し線の全ての組合せで
テスターを用いて線間抵抗を測定すると、モーターの出力やメーカーなどで異なりますが、正常な場合は数Ω~
数十Ωなど低い抵抗値が測定されます。

実際に計測をしてみると…

もし、いずれかの組み合わせで測定値 OLが測定された場合はモーター固定子コイルが断線していることとなります。

左の写真のように、2つの組み合わせでは12Ωを計測するのに、1つのみOLが
計測された場合、断線と判断されます。

⇒断線の補修工事実施へ

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絶縁不良・地絡が原因である場合の確認方法

コイル巻線の絶縁被覆が破損するなどしてモーターフレームに接触することで漏電およびアースを通して地絡となった
状態です。絶縁抵抗計(メガー)の2本の電極をモーターの各口出し線とアース(モーターフレーム)の2点にあてて、
定格電圧200Vのモーターの場合200Vから500Vレンジで測定します。

実際に計測をしてみると…

0.2MΩ以上であれば問題ありませんが、モーターが過負荷になるような状態であれば、ほとんどの場合それを大幅に下回ることがあります。

この場合、最も右の計測で規定値を大きく下回っている為、地絡していると判断できます。

⇒地絡の補修工事実施へ

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このレポートをご覧いただくことで、モータトラブル発生時の早期復旧への
初動動作ができるようなります!
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てご通信 フッター

てご通信 vol.1

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岡山県南の電気制御工事。制御配線から電気回路設計までを一貫対応

皆さま、こんにちは。私達は岡山県倉敷市に所在します株式会社サイテックと申します。当社は平成17年に創業し、現在は協力会社を含めて約30名の体制を持つ電気制御工事を行う工事会社です。

当社の特徴は、制御に関する工事を一貫で対応できるという部分にあります。例えば、制御配線と動力配線は別業者が行うのが一般的ですが、当社の場合は電気回路設計から制御配線、更には動力配線までを自社で対応することができます。

昨今の新型コロナウイルスの影響から多くの事業者様が厳しい運営を余儀なくされていることと存じます。その中で、工場内の電気制御に関するお困り事や、今後の人手不足・生産性向上という方向性に合わせたIoT化に関して、当社の実績や提案が皆様のお役に立てばという思いで、この度「電気設備てご通信」を発行する運びとなりました。

「てご」は岡山弁で「手伝う」という意味です。この「てご通信」をきっかけとしてより多くの事業者様のお手伝いが出来ればと思っております。多くの現場を対応するからこそ知り得る現場の情報や豆知識をお伝えしてまいります。是非お手に取ってご覧いただけますと幸いと存じます。
宜しくお願い申し上げます。


株式会社サイテック 代表取締役 齋藤 正也

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私が代表の斎藤です!
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電気制御工事はお任せください
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電気回路設計も当社で対応

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当社の工事事例をご紹介します。皆様の事業所でも同様の課題はございませんか?

現場の意思伝達を早める、生産設備停止用のパトライト追加工事

<お客様のご要望>
現場の生産ラインにおいてトラブル発生を認知しても停止が間に合わない為、その意思を伝達する仕組みが欲しい。
それが明確になる為の施策を提案してほしい。

<提案と工事>
現場の操作盤にセレクトスイッチを追加し、新たにパトライトを設置することで意思表明ができるようにする提案をしました。
シーケンス改造およびパトライト追加工事を実施しました。

<お客様より>
簡単なスイッチとパトライトというアナログな工事でしたが、お陰様で現場内の意思伝達が早くなりました。
既存設備をうまく生かしながら、どのように展開をしていくかという部分で、サイテックさんの提案は非常に助かります。
以前より安心して工場を稼働させられるようになったのは大きな成果です。

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当社はお客様の課題を電気制御という観点から解決します

お客様の課題・ご要望から回路設計(改造)制御工事を行います。運用方法、課題についてご相談を!

当社ではお客様の課題の解決を電気制御・回路設計の観点からサポートさせていただきます。
上記の事例のようなちょっとしたお困りごとの解決も当社で対応させていただきます。
こういったことができる?という相談程度からお気軽にお声がけいただけますと幸いでございます。

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<サイテックの対応工事>
 ・電気制御工事 : 制御線配線 各種盤新設・改造・メンテナンス 電線管工事 センサー交換 等
 ・電気回路設計 : 動力用配線 動力盤内結線 電線管工事 等
 ・動力設備工事 : PLC回路設計・改造 タッチパネル更新 等  
 ・工場内IoT工事

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