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設備投資で活用できる令和5年度の補助金

古くなった設備の更新をする時、一度は補助金の活用を検討すると思います。

しかし、補助金の資料は難しくてどの補助金が活用できるのか調べてもわかりにくい、というお声をよく耳にします。

そこで、設備投資の際に活用できる補助金を、国によるものと自治体(岡山県)によるものをまとめてご紹介します。

代表的な省エネ補助金「省エネルギー・需要構造転換支援事業費補助金」を解説

省エネ補助金の最も代表的なものが、経産省による「省エネルギー・需要構造転換支援事業費補助金」です。

昨年度までは、「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」という名称で行われており、今年から名称が変わりましたが、内容はさほど大きな変更はないと思われます。

この補助金は、(A)~(D)の4つの事業区分に分かれています。

省エネ補助金 概要パンフ

一般社団法人環境共創イニシアチブHPより>
※令和4年度の資料のため、変更の可能性あり

(A)先進事業
先進的な省エネ技術を持つ設備・システムを導入する事業に対して補助金が給付されます。

満たすべき省エネルギー効果の要件は厳しいですが、補助率も高いです。

(B)オーダーメイド事業
事業者の環境にあわせて機械設計を伴う設備等の導入に対し、補助が出ます。

先進事業と同様、比較的大型の事業が対象です。

(C)指定設備導入事業
本補助金の執行団体、一般社団法人環境共創イニシアチブ(通称SII)があらかじめ決定した省エネ設備の導入に対して補助金が給付されます。

メーカーや型番まで対象が決まっており、設備単位での更新事業が対象なため、比較的申請ハードルが低い事業と言えます。

(D)エネルギー需要最適化対策事業
エネマネ事業者と共同で作成した計画に基づき、EMS制御や高効率設備導入、運用改善を行う取組を支援します。

計画策定と設備導入にかかる費用の一部が補助されます。

特に検討すべきが(C)指定設備導入事業

(A)~(D)の事業区分のうち、活用しやすいのが(C)指定設備導入事業です。

これは、ユーティリティ設備と生産設備が対象であり、さらに各設備のメーカー、型番までがあらかじめ指定されており、それらの設備への更新が対象となります。

〇ユーティリティ設備:
高効率空調、産業ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラ、高効率コージェネレーション、低炭素工業炉、変圧器、冷凍冷蔵設備、産業用モータ、調光制御装置

〇生産設備:
工作機械、プラスチック加工機械、プレス機械、印刷機械、ダイカストマシン

令和4年度の採択結果

補助金を検討する際、前年までの採択結果から、各事業区分の採択率はどれくらいか、どの設備が採択されやすいのかを確認することが重要です。

そこで、事業区分別と(C)指定設備導入事業の設備別の採択結果を紹介します。

〇事業区分別の採択結果

省エネ補助金 事業区分別採択結果
(詳しくは一般社団法人環境共創イニシアチブHPよりご覧ください。)

事業区分別に見ると、やはり(C)指定設備導入事業が圧倒的に申請件数と採択件数が多いです。

採択率はA、B、Dの合算とCどちらも約50%です。

〇(C)指定設備導入事業の設備別採択結果
ユーティリティ設備と生産設備に分けてそれぞれの採択結果を表します。

【ユーティリティ設備】
ユーティリティ設備

ユーティリティ設備で申請件数が多く、かつ採択率が50%を超えているのは、高効率空調、高性能ボイラ、冷凍冷蔵設備、産業用モータです。これらの設備が比較的狙い目と言えます。

【生産設備】
生産設備

生産設備はユーティリティ設備と比べ申請件数が少ないですが、採択率はおおむね50%前後のものが多いです。

本補助金のスケジュール

省エネ補助金 スケジュール

補助金のスケジュールは上の画像のようになります。

公募期間は5月~6月中下旬ごろで、採択結果が8~9月に出ます。

採択後は翌年1月末までに事業完了し、補助金の支給は諸々の報告書提出後となり、翌年度あたりになります。

岡山県の設備投資で活用できる補助金

補助金を検討するとき、国による補助金だけでなく、自治体による補助金も必ずチェックしましょう。

申請要件や補助率等を比較してより最適な補助金を選択するだけでなく、両方に申請して経験値を上げ、採択率を向上させることも重要です。

岡山県中小企業省エネ設備更新補助金

原油価格や電気代が高騰している現状を受け、中小企業の競争力向上を図り、省エネ設備への更新を促進する事業です。

令和4年度は第一次と第二次が実施され、概要は以下の通りです。

岡山県省エネ補助金 概要表

岡山県省エネ設備 対象設備
詳しくはこちら


岡山市中小企業支援事業補助金(中小企業機械設備等投資事業・小規模企業機械設備等投資事業)

岡山市内の中小・小規模事業者が事業継続のために行う生産性向上等を図る設備投資を支援するため、機械設備・システム等の購入等経費の一部を補助します。

岡山県 企業定義

岡山県設備投資補助金 概要
詳しくはこちら


補助金活用のメリット・デメリット

補助金は、必ずしもメリットだけあるわけではありません。

申請手続きが大変だったり、また意外と採択後の報告資料の方が多かったりもします。

事前に補助金活用のメリット・デメリットを確認しましょう。

補助金活用のメリット

●設備投資にかかる費用を大幅に削減

●設備投資に融資やリースが受けやすくなる

●省エネや再エネの推進、災害時協力企業として企業イメージが向上

補助金活用のデメリット

●公募要件を満たすための事業調整が必要
  ⇒トップランナー基準を満たした設備など、要件に合わせて機器の選定等を行う必要があります。

●取得した設備に処分制限がかかる
  ⇒法定耐用年数期間中に処分してはいけません。

●事業の実施スケジュールが決められている
  ⇒補助金スケジュールに合わない場合は、補助金を活用できません。

補助金を活用した設備投資をご検討の方はサイテックにご相談ください

いかがでしたでしょうか?

補助金の活用のポイントは、補助金申請から工事・報告まですべての窓口となる業者を1社見つけることです。

「補助金申請はA社、工事はB社、、、」などと窓口が複数ある場合は、手続きの手間が煩雑になってしまいます。

わたしたちは、補助金提案から申請サポート、工事までワンストップで対応いたします。

設備更新で補助金の活用を検討されている方は、お気軽にわたしたちにご相談ください。

ご相談はこちらから

乾燥機の運転状態表示化工事

製造業のお客様の工場で、オペレータが手動で動かしている乾燥機が、乾燥時間が終了したがどうかが分かりにくいため、 始動から終了までの状態をシグナルタワーで示してほしいとのご依頼をいただきました。 また、乾燥が終了時、終了したことを知らせるブザーも作動させてほしいとのことでした。 このような日々の業務上のちょっとしたお困りごと・不便に対しても、私たちはよりよい作業環境の為に対応いたします。

お客様の要望内容・依頼背景

手動の乾燥機が、乾燥時間が終了したがどうかが分かりにくいため、シグナルタワーでの始動から終了までの状態の表示、並びに終了時のブザーの発動をしてほしいとのことでした。

当社の提案・施工内容

現在、組んでいる回路を利用することで、PLCで回路を組まず、リレー回路で最小限の改造で済むようご提案しました。 工場内の音がかなり大きかったため、ブザーを容量が大きめのものを使用して、周囲によくわかるレベルの音量にしています。 また、最近、部品の納期がかなりかかるので、納期がかからない部品を選んでの回路構成になっています。

施工前

既設の回路

9-1編

既設の回路

9-2編

施工後

改造後の乾燥機

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シグナルタワー

9-2編

当社スタッフより

納期のかからない部品を選択し、最小限の改造に留めることで、迅速に対応いたしました。 「短工期で行いたい」などのご要望も、お気軽に弊社にご相談ください。

制御改造の試運転・調整

産業廃棄物処理施設において、再処理設備の試運転とその後の調整を行いました。

新規プラントの運転が想定通りに動くかどうかのチェックと、違う場合に回路の修正をしてほしいとの要望でした。

施工の様子

3・15
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当社の提案・施工内容

お客様からお聞きした要望を現在の設備で実現可能かどうかの精査をしました。

また、豊富な実績に基づいた数多くの選択肢の中から、出来るだけ費用を抑えて出来る改造方法をご提案させていただきました。

施工後の様子

3・15

当社スタッフより

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あらかじめ、問題点を洗い出して調整に臨んだのでスムーズに仕事がすすみました。

試運転調整時にいつも機械的な問題が起こるのですが、それを電気的に改良を加えることで問題の解決を図りました。

皆様の工場でも、新設・改造したプラント等について試運転・調整などのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

設備を停止させずにできるエア漏れ診断

皆さんは、工場内の配管や様々な設備から起きているエア漏れについて意識しているでしょうか?

実は、工場全体のエア使用量の20~30%がエア漏れを起こしていると一般的に言われています。

しかし、中にはエア漏れが起きている状態が当たり前になっている事業所があることも事実です。

蒸気漏れや水漏れと違い目に見えなかったり、においがしなかったり、火災などの危険性もないため、そのまま放置されていることが多いのです。

エア漏れが起きているということはつまりエネルギーをロスしているということなので、コスト削減のためにもエア漏れを軽減させることは非常に重要です。

オフディレイタイマー1

このようなお困りごとがある方必見です!

 ◆エア漏れが起きているのは把握しているが、どこから漏れているかわからない

 ◆定時外夜間に従業員みんなでエア漏れの音を聞いてエア漏れ箇所を探している…

 ◆コンプレッサの電気代を削減したい…

 ◆新たな省エネ対策を探している…

 ◆グループ会社取引先から脱炭素への取り組みを要請されたが、何を行えばよいかわからない…

工場内でエア漏れがよく起きる箇所

工場内でよくエア漏れが起きている箇所をご紹介します。

配管

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継手

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バルブ

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安全弁

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メーターの付け根

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エアガン

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従来のエア漏れの検知方法

これまでにも簡易的なエア漏れの検知方法はありましたが、弱点も多くすべてのエア漏れを検知できないのが事実です。

 ◆人間の耳でエア漏れの音を聞き取る
   ⇒工場稼働中は様々な設備が動く音で、なかなかエア漏れの音を聞き取れません。

 ◆石鹸水を吹きかける
   ⇒エア漏れが起きていそうなところに石鹸水を吹きかけて泡立つかどうかでエア漏れを検知します。

 ◆エア漏れ検知スプレーをかける
   ⇒専用のスプレーを吹きかけて検知する方法ですが、石鹸水と同様工場全体のエア漏れを検知するのは困難です。

エア漏れの音を可視化する特殊カメラで、設備稼働中に工場全体をエア漏れ診断

わたしたちがご紹介するエア漏れ診断は従来のものとは異なり、「エア漏れの音を見える化する特殊なカメラ」を使用してエア漏れを検知します。

カメラを持って様々な設備を映しながら工場内を巡回する方法でエア漏れを検知できるため、従来のエア漏れ診断よりも広範囲を短時間で、しかも工場稼働中に診断できます。

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エア漏れの音が見えるカメラの特徴

 ◆エア漏れの音のみを検知する
   ⇒工場内の騒音は拾わずにエア漏れの音のみを検知できるため、稼働中にエア漏れ診断ができます。

 ◆20~30m離れた場所のエア漏れも検知可能
   ⇒高所に敷設された配管からのエア漏れも検知できます。

 ◆エア漏れ箇所の特定だけでなく、漏れ量も測定可能
   ⇒どこからどれくらい漏れているかがわかります。

 ◆エアだけでなく、窒素や冷媒(フロン)なども検知可能
   ⇒気体が漏れる音を検知するため、エア以外も検知可能です。

 ◆微小なエア漏れも検知
   ⇒人の耳では音を聞き取れないような小さなエア漏れも検知します。

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エア漏れ診断サービスの概要と特徴

サイテックでは、この特殊なカメラを持ってお客様の工場を巡回してエア漏れ診断を行い、診断結果をレポートとして即日提供いたします。

エア漏れ診断の特徴は以下の通りです。

 ◆漏れ箇所の写真とともに、漏れ量や年間損失額、CO2排出量まで記載
   ⇒お客様の設備状況を聞いたうえで、漏れ量から金額やCO2換算までいたします。

 ◆漏れ量の多い順に並べた一覧表も記載
   ⇒すべてのエア漏れを直すのではなく、上位数か所を直して全体の〇%のエア漏れを軽減するという使い方ができます。

 ◆検査後すぐにレポートを提供
   ⇒診断後、当日中もしくは翌日までにレポートを提供します。

 ◆広い工場も1~2日で診断可能
   ⇒配管の敷設状況等にもよりますが、大きな工場でも1~2日ですべて診断できるケースが多いです。

 ◆サービス価格は1日あたり35万円(税抜き・出張費別)から
   ⇒価格は診断にかかる日数で決まりますが、約1年で投資回収ができる場合もあります。

エア漏れ箇所の写真

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エア漏れが起きている箇所がこのように一目でわかります。
各エア漏れ箇所の詳細

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写真と共にエア漏れ量や年間損失金額、CO2排出量まで記載します。
エア漏れ箇所一覧

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エア漏れの多い順に並べ、全体に対する上位数か所の累計エア漏れ量割合も記載します。

実際のエア漏れ診断事例

実際に特殊なカメラを使用したエア漏れ診断を行った事例をご紹介します。

化学薬品製造工場の場合

【お客様情報】

 ・建物:4階建て
 ・測定対象面積:約4,000㎡(1,000㎡×4階)
 ・年間稼働時間:8,760時間(24時間稼働)
 ・1時間当たりの電気使用料金:16.9円/kWh

【診断結果概要】

 ・検査所要時間:約1時間
 ・漏れ箇所数:39ヶ所
 ・漏れ量合計:60.5L/min
 ・年間損失金額:151,439円/年

塗装工場の場合

【お客様情報】

 ・建物:2階建て
 ・測定対象面積:約3,200㎡(1,600㎡×2階)
 ・年間稼働時間:8,760時間(24時間稼働)
 ・1時間当たりの電気使用料金:16.9円/kWh

【診断結果概要】

 ・検査所要時間:約2時間
 ・漏れ箇所数:38ヶ所
 ・漏れ量合計:59.5L/min
 ・年間損失金額:92,888円/年

無料デモンストレーション実施中!

「実物をみてどのようにエア漏れ診断をするのか知りたい」、「実際どれくらいの漏れまで検知できるのか知りたい」、という方のために、現在無料デモンストレーションを実施しています。

お客様の工場にお伺いし、カメラを持って1時間工場を巡回します。

実際のエア漏れ検知の様子がわかるだけでなく、レポートまで提供いたします。

ご興味のある方は、まずは無料デモンストレーションからお気軽にお試しください。

お問い合わせはこちら

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特殊台数制御盤によるコンプレッサの省エネ

燃料代の高騰が続いている昨今、製造業の皆様も電気代の高騰に困っている方が多いのではないでしょうか?

「これまで様々な省エネ対策を行ってきて、もうこれ以上どのような省エネ対策を行えばよいかわからない」というお声を私たちもよくお客様から耳にします。

そこで今回は、一般的に工場全体の電気使用量の20~25%を消費していると言われている「コンプレッサ」の省エネについてご紹介します。

コンプレッサの一般的な省エネ手法

コンプレッサの省エネは、「安定した圧力を維持しながらいかに吐出圧力の設定を下げられるか」です。

以下にご紹介する吐出圧力を下げる方法のうち、皆様の事業所でまだ行っていないものがあったら、ぜひ行うことをおすすめします。

台数制御盤による制御

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インバータ搭載機の導入

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設置方法の見直し

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エア漏れの軽減

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吸い込み温度の低減

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レシーバタンクの設置

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これらの省エネ手法のうち、今回は「台数制御盤による制御」に焦点を当てて解説いたします。

台数制御盤によるコンプレッサの制御

従来のコンプレッサメーカー製の台数制御盤の弱点

「すでに台数制御盤は設置済みで複数台を制御しているよ」という方も、実はまだまだ台数制御盤の更新による省エネの余地はあります。

台数制御盤は様々なコンプレッサメーカーが製造・販売していますが、これらには以下の弱点があります。

 ◆メーカーや機種の縛りがあり、他のメーカー製のコンプレッサは単独運転している…

 ◆1か所に集中して設置されたコンプレッサのみ制御対象で、離れた場所に設置されたものは制御できない…

 ◆インバータ機は簡易的な制御のみで回転数まで考慮した制御ができない…


特殊な機能を持つ台数制御盤~既存の台数制御盤から更新することで最大20%のさらなる省エネを実現

わたしたちがご紹介する台数制御盤は、通常のコンプレッサメーカーによる台数制御盤とは異なる様々な機能を持っているため、すでに他社製の台数制御盤を導入している工場でも、台数制御盤を更新することで最大20%のさらなる省エネを実現できます。

さらなる省エネを実現できるのは、以下のような理由・制御方法があるからです。

 ◆国内外のメーカー、さらに機種・出力まで幅広く対応できる
   ⇒メーカーや機種・出力の垣根を越えてほぼすべてのコンプレッサを制御できます。

 ◆分散設置されたコンプレッサも制御可能
   ⇒同一配管上の離れたコンプレッサも制御できるため、工場全体の最適な運転を実現します。

 ◆インバータ機の回転数も考慮して制御ができる
   ⇒インバータの回転数も読み込んで制御するため、不要なインバータ機の起動を防止します。

 ◆グループ制御により効率的な運転を実現
   ⇒異なる機種・出力のコンプレッサをグループ化してコントロールすることで、より効率的に運転できます。

 ◆軽故障機の負荷を軽減した運転により、急停止を防ぐ
   ⇒メンテナンス時期が近い機やトラブルの予兆が起きている機の負荷を軽減し、メンテナンスまでの時間を稼ぎます。

コンプレッサの無料省エネシミュレーションを実施中!

以上のような機能を持つ特殊な台数制御盤ですが、もちろんすべてのお客様において大きな省エネ効果が見込まれるわけではありません。

特殊台数制御盤の導入により大きな省エネ効果が見込まれる場合と、そうでない場合があります。

たとえば、大きな省エネ効果が見込まれるケースとしては、①工場が古く、コンプレッサのメーカー・機種がバラバラ②コンプレッサが3台以上設置されている③インバータ搭載機の割合が全体の30%未満④一か所でなく複数箇所に設置している⑤工場が24時間稼働、などです。

「実際に導入を検討する前に、自社の場合どれくらいの省エネ効果があるのかを事前に知りたい」という方の為に、コンプレッサの設置状況等を簡易シートに記入するだけで省エネシミュレーションを行うサービスを無料で行っています。

まずは無料省エネシミュレーションからお試しください。

お問い合わせはこちらから


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コンプレッサの省エネと同時に行うべきなのが、使用電力の見える化

これまで、台数制御盤の導入によるコンプレッサの省エネについて解説しました。

このような省エネ手法を行う前にまず行うべきなのが、「現状の把握」です。

今回の場合は電気使用量ですが、全体の電力使用量だけでなく、「どの設備・ラインでどれくらいの電力を消費しているのか」を知ることで、具体的な省エネ対策が見えてきます。

台数制御盤の導入についても、設備・ライン単位の電力使用量を把握しておくことで、対策前と後の測定により導入効果を数字で見ることができます。

電気使用量(その他の様々なデータも計測可能)の可視化を簡単に実現するのが、無線を使った電力可視化IoTデバイスです。

最小単位から導入が可能でスモールスタートを実現でき、またセキュリティの都合でクラウドが使用できない会社様でも活用しやすいIoT商品です。

詳しくは、「設備別・ライン別CO2排出量の可視化」ページよりご覧ください。

オフディレイタイマー1

振動ベルトコンベア用配管のルート変更工事

製造業のお客様の工場で、清掃の際にベルトコンベア下の既設の配管が邪魔になるため、ルートを変更してほしいとのご要望をいただきました。

最初の配管敷設の際に清掃などの日々の作業まで考慮することは不可能なため、運用し始めたら不便を感じてしまうということはよくあります。

日々の業務上のちょっとしたお困りごと・不便に対しても、私たちはよりよい作業環境の為に対応いたします。

お客様の要望内容・依頼背景

ショット玉回収ベルトコンベア下の清掃をする際に、振動ベルトコンベア用の既設配管が邪魔なので、ルートを変更してほしいとのことでした。

当社の提案・施工内容

清掃時に邪魔にならず、また振動モーターを交換する際にチェーンブロックでモーターを吊り上げるのに配管が干渉しないルートを、モーターの交換をされる業者様とともに選定いたしました。

また既設配管を上にあげるだけであれば距離の短い施工で済みましたが、ショット玉回収ベルトコンベアの場合は角度を変更することがあります。

そのため、配管を振動モーターがある建屋から一度出してベルトコンベア上部を迂回するルートを選択しました。

これによりスペースを十分に確保しました。

施工前

既設電線管

9-1編

既設電線管

9-2編

施工後

移設後の電線管の配置

9-1編

移設後の電線管の配置

9-2編

当社スタッフより

周辺に鉄粉が多い環境であったため、中継ボックスは以前通り下部から入線できるようにしました。

これにより内部への鉄粉侵入のリスクを下げています。このような配慮のいる環境の工事も、弊社にご相談ください。

非常停止用配管のルート変更工事

製造業のお客様の工場で、清掃の際にベルトコンベア下の配管が邪魔になるため、ルートを変更してほしいとのご要望をいただきました。

最初の配管敷設の際に清掃などの日々の作業まで考慮することは不可能なため、運用し始めたら不便を感じてしまうということはよくあります。

日々の業務上のちょっとしたお困りごと・不便に対しても、私たちはよりよい作業環境の為に対応いたします。


お客様の要望内容・依頼背景

ベルトコンベア下の清掃をする際に非常停止用の既設配管が邪魔なので、ルートを変更してほしいとのことでした。

また、配管が曲がっているため同時に整備もしてほしいとご要望いただきました。


当社の提案・施工内容

清掃時に邪魔にならず、かつベルトコンベアのベルト交換時にも影響がないルートに変更しました。

また曲がっている配管は適切なサイズに変更し敷設。

さらに、非常停止用に使用されている配線が古く耐久性に難があったため、配線の更新と共に分岐用に取り付けられていた中継ボックスを撤去しユニバーサルに変更しました。

これによりスペースを十分に確保しました。曲がっていた配管は動力線と制御線が混在していたため、個別に敷設しました。

施工前

ベルトコンベア下

9-1編

コンベア下の砂を掃く際、配管が邪魔になっていました。

中継ボックス

9-2編

中継ボックスもかなり古いものでした。

施工後

ルート変更後の配管

9-1編

配管を上部にあげて掃きやすくしました。

中継ボックス

9-2編

配管を新しいものに更新しました。

当社スタッフより

曲がっていた配管は動力線と制御線が混在していたため、個別に敷設しました。

また、撤去した中継ボックス内には5m以上もの不必要な余長ケーブルが収納されていました。

そのようなケーブルは様々なトラブルの元になり得ますので適切な長さで敷設する必要があります。

設備別・ライン別CO2排出量の可視化

昨今は、カーボンニュートラル対応のために、企業全体のCO2排出量として自社排出量となるScope1,2、サプライチェーン排出量となるScope3の算定および削減が求められてきています。

また、企業全体のCO2排出量を削減するためには、より製造現場に削減活動を落とし込むことが大切です。

つまり、設備別・ライン別のCO2排出量を算定および可視化し、現場ごとに削減目標を立てる必要があります。

そこで今回は、設備別・ライン別にCO2排出量を可視化することが可能な「“安くできる”電力量の可視化 無線機IoT」をご紹介いたします。


ハカルプラス 機器

このようなお困りごとはありませんか?

✅ 親会社からカーボンニュートラル対応を要請されたが、何からすべきかわからない・・・

✅ 省エネ対策のために設備・ラインごとの電力量を知りたい・・・

✅ 温度や水量などのデータを遠隔で把握して点検の手間を省きたい・・・

✅ 監視システムを導入したいが、配線工事ができない ・・・

✅ セキュリティの問題でクラウドを使用した遠隔システムが導入できない・・・

電力量の可視化(CO2排出量可視化)無線機IoTとは?

通常、設備別・ライン別に使用電力量を可視化しようとすると、どうしても測定点が多くなり、設備が分散している場合には配線工事費が高額になってしまうケースや、配線ができないというケースがあります。

「電力量の可視化 無線機IoT」は、LoRa無線を使用することにより、後から配線が難しい場所でも、配線工事なしで電力量の可視化が可能になります。

それにより、設備別・ライン別のCO2排出量の算定および可視化が可能になり、現場での削減活動につなげていくことができます。

以下にこの無線機IoTの4つの特徴をご紹介します。

ハカルプラス 図

特徴1.クラウドを使用せず月額利用料は0円!

会社のセキュリティ方針上、クラウドを使用したシステムは導入できないという場合はよくあります。

この無線機IoTは、システムがローカルで完結しておりクラウドは使用しません。

そのため、上記のような会社でも導入が可能です。

また、月額利用料や通信料もかからず、必要な費用は機器代のみです。

特徴2.配線工事不要!見通し5kmまで通信可能

無線機を取り付けるだけなため、配線工事が不要です。

現場と事務所の間に道路を挟んでいる場合は特に、配線工事費用が高くなってしまいますが、無線で問題なくデータを飛ばすことができます。

特徴3.わずか30万円からスモールスタート

親機と子機を1セットとし、ミニマム30万円ほどで導入が可能です(※CTは別)。

まずは一台のみ導入して効果を試し、効果を実感してから他の箇所にも追加設置することが可能です。

測定点を増やしたい場合は、子機を1台あたり6万円前後で導入できます。

特徴4.見通し5kmまで通信可能!

一般的な920MHz帯の特定小電力無線は見通し約1kmの通信距離なのに対し、LoRa無線は見通し5kmまで通信可能です。

壁や障害物が多い場合も、環境によって異なりますが約500mほど通信ができるため、問題なく使用できる場合が多いです。

通信が不安な場合は中継器を設置することも可能です。

電力以外のデータを集計し、異常監視も可能

ここまでは、CO2排出量算定の為の電力量に集中してご説明しましたが、電力以外の様々なデータも集計可能です。

工場排水のpH計測値やTOC、工場内の室内温度・湿度、離れた場所にあるタンク内の水位など、様々なデータを無線機で中央監視することが可能です。

これまでは、毎日複数回スタッフが現場に行って検針作業を行っていたものが、事務所で常時データを監視できることによって、生産性向上につながります。

また、しきい値を設定してそれを超えたときには即時に通知できる機能もあるため、異常の早期発見・早期対応も実現できます。

現場の保全担当者は忙しく、人手が足りない場合も多いですが、そのような方にこそ無線機を使用したデータ集計がおすすめです。

無料通信確認サービスのご紹介

無線通信に不安があるという方、ご安心ください。

導入を検討されている方向けに、みなさまの工場内で無線機の通信強度の確認サービスを無料で行っています。

通信強度に応じて、機種選定および中継器の必要可否を判断いたします。

※通信強度のログデータは取得できません。

ご興味のある方は、お気軽に以下のフォームよりお申し込みください。

お申込みはこちら

無料通信確認サービス

クランプ動作のラダー改造

鋳造工場の造型機冷却ラインにおいて、ラダー改造によるリフタの動作条件とクランプの開動作タイミングの変更を行いました。

ライン工程を進める条件を一つの機器のみにしてしまうと、その機器の誤動作や不具合によって予期せぬタイミングで工程が進み、大きなトラブルからのライン長時間停止や重大事故に繋がることがあります。

既設の複数の機器を条件とすることで安全面を強化でき、トラブルによるロスを減らすことが可能です。


お客様の要望内容・依頼背景

リフタ下降前にクランプを開かせるという条件を持つリフタ下降端のリミットスイッチを、作業者が誤って反応させてしまいました。

その結果、クランプが開き固定していた枠がずれたことによって、下降してきたリフタと接触して脱線してしまうというトラブルが起きました。

今後このようなことが起きないように動作条件を変更してほしいとご要望いただきました。

当社の提案・施工内容

リフタの上昇・下降動作条件、およびクランプ開動作タイミングの変更をラダー改造により行いました。

具体的には、クランプが閉じるとリフタが上昇し、工程を進めた後にクランプの状態を問わずリフタが上昇・下降しきったことを検知するリミットスイッチが反応した時点で、クランプが開くようになっていました。

クランプがより安全なタイミングまで開くことがないよう、次工程である「枠を抑えるクッションの状態」を条件に加えることで誤動作による開動作をなくし、リフタ下降の際にクランプが閉じていることを条件としました。

これにより、万が一クランプが開いてもリフタが下降しないようにしています。

施工前

【ラダー図①】

クランプ開指令はリフタの下降端リミットスイッチのみでONになります。

それ以外は造型機の準備完了や反対動作の有無しかクランプ開の条件にはありません。

【ラダー図②】

リフタの上昇指令には、クランプが閉じたことは含まれていますが、その信号は保持されるため、実際に上昇している時に閉じている必要はありません。

下降動作では「開指令が出るのは下降しきってからなのでクランプは閉じている」としているため条件として含まれていません。

施工中

【ラダー図③】

クランプ開の工程をずらすことでの影響がないことを確認しました。

クランプ開は原位置であるため開いている状態で全行程終了となります。

クランプが開くことを条件として進む工程は全行程終了までなく、他の工程がネック工程となっているためサイクルタイムに影響はありません。

施工後

【ラダー図④】

クランプ開の条件を次工程のクッションの動作途中とすることで最低限の時間しか閉じていなかったクランプを最大限閉じさせ安全面を強化しています。

クッションキキ端、クッションキキ途中はリミットスイッチ、クッションモドリ途中はオートスイッチですのでこれらとリフタ下降端リミットスイッチ全てが同時に誤動作や不具合が発生する可能性は限りなく少なく、予期せぬタイミングで動作することを防止しています。

【ラダー図⑤】

リフタ上昇指令はクランプが閉じたことが条件であったため、実際上昇を開始した時には開いていても上昇してしまっていました。

条件がそもそもなかった下降と共にクランプが閉じている時のみリフタが動作するよう変更しています。

当社スタッフより

機会の動作条件を変更することで、安全性をさらに高めることが可能です。

当初の動作条件は1つの機器の条件のみを動作条件とした簡易的なもので、何度かヒヤリハットが発生した機器がありましたら、私たちにご相談ください。

複数の機器の動作を条件に組み込み、より安全性の高い運転を実現します。

焼損したトランス・分電盤の更新工事

鋼板製造会社の工場にて、焼損したトランス・分電盤の更新、さらに煩雑になった電気系統の整理を行いました。

古い工場は、設備の増設を繰り返して電気系統が煩雑になったり、トランスの容量不足や焼損を引き起こしてしまうことがあります。

前の保全担当者が退職したなどで、現状を誰も把握できていないというケースは意外と多くあるのです。

トラブルが起きる前に、新設以来長期間にわたってそのまま増設を繰り返しているような現場は、わたしたちのような電気制御会社にご相談することをおすすめします。


お客様の要望内容・依頼背景

不特定多数の作業員の方が勝手にコンセントや照明を増設したため、既設の盤・トランスが焼損してしまいました。

焼損したトランスや分電盤を更新してほしいとご依頼いただきました。

また、煩雑になっている電気系統の整理や、コンセントや照明用の電源の増設についても一緒にご依頼いただきました。


当社の提案・施工内容

将来新たにコンセントやスイッチを増設する可能性があるため、分電盤の容量を上げてブレーカー及び端子台の数を増やし、それに合わせてトランスの容量もアップすることをご提案いたしました。

また煩雑になったケーブルの整理も行いました。

既設のケーブルは、図面もなく至る所で変な繋ぎをしていたので、事前にしっかりとケーブルルート調査を実施し、当日は弊社協力会社作業員全員に撤去対象物・撤去ケーブルのルート及び、新設ケーブルの配線ルートと繋ぎの確認を行いました。

その結果、不明な配線が無い状態になり、のちのメンテナンスがしやすくなりました。

新規分電盤には予備のブレーカー、端子台を設けており、簡単に増設ができるようになっております。

施工前

分電盤設置箇所

9-1編

この位置が操作上邪魔にならず最適なため、ここに分電盤を設置します。

施工後

分電盤新設

9-1編

容量を大きくした分電盤を設置しました。

当社スタッフより

社員5
既設ケーブルは2次側すべて保護管なしの裸配線でコンセントやスイッチに敷設されていましたが、新設は全て電気配管やフレキチューブで敷設しました。

既設盤撤去・既設不要ケーブル撤去・新設盤取り付け・新設トランス取り付け・新設配管取り付け・入線・端末・結線・電源切り替えを土日の休日工事期間で終了しました。

配線敷設工事は工場内の見える位置に設置されるため、職人の腕が問われます。

私たちは、豊富な実績から多くのお客様にご満足いただいています。