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鋳造工場における電気部品の交換工事を行いました。
制御盤の表示灯をより視認性の良い表示灯への交換依頼のご要望をいただきました。
古い表示灯は、光が弱くなり視認性が低下したものもあるため、新しくてより見やすい表示灯への交換をおすすめしています。
赤いランプが点灯していますが、非常に見にくい状況です。
非常に古いものでした。
より明るく、見やすい表示灯にするため、LED表示灯への交換をご提案させていただきました。
また、配線もよりコンパクトにまとまるようにしました。
新規プレートを取り付けてLED表示灯へと交換しました。
新規プレートとともにLED表示灯の配線を整理しました。
PLCなどの制御装置は、工場を運転するうえで非常に重要な装置の一つです。
日本の事業所では、国内製のほかに外国製の制御装置も使われています。
設備導入時に外国製の設備を導入したため、それに付随して制御装置も外国製のものを導入したというケースがある
からです。
しかし、そんな外国製の制御装置を使用していると、あるタイミングで困りごとが発生してしまう場合があります。
それが、主に故障時と更新時です。
制御装置の一般的な更新期間は約10年と言われています
制御装置が故障すると、最悪工場全体が一定期間停止してしまいます。
そんな事態を防ぐために定期的なメンテナンス・更新が必要ですが、ここで外国製ならではの課題が発生する場合が
あります。
外国製制御装置を使用する際に直面する課題として、以下のようなものがあります。
このように、外国製ゆえに設備更新にコストと時間がかかる、何かトラブルが発生したときに迅速な対応ができない、といった問題が生じることもあります。
上記のようなお困りごとを抱えているお客様に、私たちは「国内製制御装置への切り替え」を提案しています。
国内製のものへと変えることで、次のようなメリットがあります。
<国内製制御装置への切り替えのメリット>
国内製の制御装置に変更することで上記の課題を解決し、その後のメンテナンスなどに費用と期間の面で大きな
メリットをもたらします。
私たちサイテックは、岡山県倉敷市の電気工事会社です。
倉敷市内や岡山県内の事業者様を中心に、これまで多くの工場の電気設備の工事を行ってきました。
シーメンス製から三菱電機製への変更事例など、制御装置の外国製から国内製への変更の施工事例も
豊富にございます。
倉敷、岡山の事業者様で制御装置の更新期間が迫っている方、過去に制御装置の更新・修理等で困った経験がある方は、お気軽に私たちにご相談ください。
鋳造工場における配管配線工事を行いました。
設備改造により、季節の電線管が障害になって改造できないため、電線管のルートを変更してほしいとの要望でした。
施工前の電線管のルートです。
電線管のルートを変更する場合、既設のケーブルが短く足りなくなります。
そのため、中継ボックスを設けて電線管のルートを変更しましょうというご提案をさせていただきました。
既設のケーブルとの中継ボックスを設置しました。
中継ボックスの拡大図です。左の2次側は新しいケーブルとなっています。
既設のケーブル自体がかなり古くなり、硬化していました。
今回2次側はケーブルが新しくなってますので、1次側のケーブル更新をおすすめいたします。
鋳造工場において、タッチパネル表示器の改造工事を行いました。
設備の稼働時間など稼働状況がわかるようにしたいとのご要望でした。
新しくデータ表示器を導入するのではなく、既存のものにデータだけを追加したいというご要望も多いです。
当社ではそのようなご要望にも対応可能です。
こちらのタッチパネル表示器に、あらたなデータを表示したいとのご依頼でした。
タッチパネル表示器に、「1日単位の総稼働時間のグラフ」の追加、「設備の1サイクルがスタート、ストップした日時の履歴」の表示追加の仕様をご提案させていただきました。
また、集計した稼働データを外部ストレージに読み出し、エクセルで処理する方法もご説明させていただきました。
一日の総稼働時間のグラフを表示できるようにしました。
表示したい内容やご要望に対して、設備の仕様や既設表示器の機能、ご予算に合わせて改造内容をご提案させていただきました。
工場内の稼働状況の見える化は、省エネの観点からも非常に重要です。
新しく導入したい、既存の機器に新たに機能を追加したい等の要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
サーマルリレーとは、電磁接触器と組み合わせて、その電磁接触器で制御するモータなどの電流値が設定値を超えた状態(過負荷状態)を検出する装置です。
これにより、モータが過負荷となった時に、モータが焼損する前に停止させ、保護します。サーマルリレーは単独では機能せず、電磁接触器と合わせて使用します。
サーマルリレーは動作(トリップ)をしたあとトリップ原因を取り除いたらリセットをする必要があります。機械的に作動するものですので、トリップ要因を除去しない状況で復旧をしても、再び動作するか、或いは、適切に動作しない為に機械側の故障へとつながります。
手動復帰形の場合、名の通り手で復帰をさせるまではトリップが継続して働いたままとなります。アナログではありますが、確実な復帰ができるという点では安心ができるものです。一般的に使用されているのは、この手動復帰形になります。
一方で、自動復帰形はサーマルが動作(トリップ)したあと、自動でリセットがかかる仕組みになっています。設備が止まった後に自動で再稼働をしますので、様々な注意が必要となります。人の操作が容易ではない場所に設置されている場合が多いです。
確実にトリップした原因を把握し、改善することが必要です。原因を突き止め、改善をしなければ他機械へトラブルが波及するリスクもあります。その目的を
ブラすことなく、機器選定をしていくことが必要です。
サーマルリレーが故障するケースは他の制御機器と比べて少ない方です。
そのため、一度設置した後にそのまま長年使用しているというお客様も多いように感じます。
しかし、確実に経年劣化は発生しますし、知らぬうちに故障していたというケースも聞かれます。
常に、一定熱量以下であればよいですが、現実は起動電流等で、整定値よりも加温されるケースも多々ある中で運用されていきます。
内部部品(熱を検出する金属など)の微小なズレなどにより動作特性(トリップを検出する電流値やその時間)が変動してくることも見られます。
過大な電流が頻繁に流れたり、短絡保護が上手くできていないと、サーマルリレー内部の電流を熱に変換するヒーター線が溶断し、過負荷を検出できなくなってしまいます。このような状況になってしまうと、サーマルリレーはその機能を失ってしまいます。
各社のサーマルリレーのうち小型の機種は電磁接触器と接続する端子が細い棒状になっており、接続時端子ネジの締め付けすぎや取付盤の振動などが原因で、接続導体が折れて欠相状態となります。
折角設置をしても、設置方法が悪く機能していなかったという事も事象もありました。
サーマルリレーはトラブルが起きていても検知がしにくいというのが本音の部分です。
一般に交換時期は約10年を目安に、起動電流が多く・長くかかる設備等は、交換期間を短く設定することが理想と言えます。数多くの部品の中の1つではありますが、その部分まで台帳管理などをして保守していくことが安定した工場稼働の上で重要です。
鋼板工場において、信号ケーブルの交換工事を行いました。
既存のケーブルが劣化し断線する恐れがあるので、新品に交換してほしいとのご要望でした。
劣化によりケーブル内部がむき出しになっていると、断線だけでなく漏電などの発生の可能性もあるので、早めに対応しましょう。
当社では、各環境に適したものへの交換工事を行っております。
大型のドラムリールに対し、ケーブルの強度が足りておらず、内部の配線がむき出しになっています。
中継ボックス内のケーブルが整理されておらず、強い張力がかかったケーブルもありました。
既存のケーブルがドラムリールに対応していないキャブタイヤケーブルを使用していたため、今回は、張力、捻回、
屈曲に強いキャブタイヤケーブルを選定し、ご提案させていただきました。
また、ドラムリールの張力が強く、中継ボックス内のケーブルが引っ張られ断線する恐れがあったので、そちらも張力が掛からないようにしました。
ドラムリールの強い力に対応したケーブルに交換しました。
中継ボックス内のケーブルを整理し、強い張力がかからないようにしました。
新しいケーブルとの違いが一目でわかります。
線番の両端、端子台番号が合っておらず、また図面とも照合できなかったため、調査に時間がかかりました。
このように、図面と現場が照合できないことはよくあります。
チェックせずに作業を進めると、設備が稼働できず大損害が発生したりします。
日常、気になっている面倒な修正点がある場合には、私たちにお気軽にご連絡ください。
鋳造工場における電機部品交換工事を行いました。
使用頻度の高い電磁接触器等の交換をしてほしいとのご要望をいただきました。
高周波電気路の電磁接触器の様子です。
過去の交換履歴より電磁接触器の摩耗時期を予想し定期的に交換することをご提案させていただきました。
故障が起きると工場全体が数日ストップしてしまうこともあります。
使用頻度の高い設備は特に定期的な点検と交換が必要です。
電磁接触器を新しいものへと交換しました。