製造業のお客様の工場で、清掃の際にベルトコンベア下の既設の配管が邪魔になるため、ルートを変更してほしいとのご要望をいただきました。
最初の配管敷設の際に清掃などの日々の作業まで考慮することは不可能なため、運用し始めたら不便を感じてしまうということはよくあります。
日々の業務上のちょっとしたお困りごと・不便に対しても、私たちはよりよい作業環境の為に対応いたします。
お客様の要望内容・依頼背景
ショット玉回収ベルトコンベア下の清掃をする際に、振動ベルトコンベア用の既設配管が邪魔なので、ルートを変更してほしいとのことでした。
当社の提案・施工内容
清掃時に邪魔にならず、また振動モーターを交換する際にチェーンブロックでモーターを吊り上げるのに配管が干渉しないルートを、モーターの交換をされる業者様とともに選定いたしました。
また既設配管を上にあげるだけであれば距離の短い施工で済みましたが、ショット玉回収ベルトコンベアの場合は角度を変更することがあります。
そのため、配管を振動モーターがある建屋から一度出してベルトコンベア上部を迂回するルートを選択しました。
これによりスペースを十分に確保しました。
施工前
既設電線管
既設電線管
施工後
移設後の電線管の配置
移設後の電線管の配置
当社スタッフより
周辺に鉄粉が多い環境であったため、中継ボックスは以前通り下部から入線できるようにしました。
これにより内部への鉄粉侵入のリスクを下げています。このような配慮のいる環境の工事も、弊社にご相談ください。