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電気炉の主回路は、電気炉によって発生した熱を制御するために使用される回路のことで、電気炉に電力を供給する主電源、接続されたケーブル、電熱体、制御装置などから構成されます。
今回はこの主回路への投入(電力の供給)ができなくなってしまったとのご相談でした。
主回路投入は電気機器や電気装置を起動する際に必要な操作であり、電気機器や電気装置の運転を開始するために欠かせないため、不具合が生じた場合すぐに修理が必要です。
電気炉の主回路投入ができなくなってしまったとのご相談でした。
原因もわからないため、原因を調査して修理してほしいとご依頼いただきました。
電気図面をもとに、現場で不具合箇所の調査を行いました。
その結果、主回路投入回路を調べていくと高圧回路の制動抵抗開閉用MCの補助接点の接触不良が原因と判明しました。
しかし、S-300という数世代前の開閉器で予備品もなかったことから、応急対応として補助接点の負荷に合う補助リレーを増設しました。
接点が過負荷な状況で大きな電流が流れた場合、接点が溶着することがあるため、負荷に見合うリレーを設置することが重要です。
今回の工事は応急対応のため、また開閉器が納品され次第交換となります。
補助接点の接触不良は、今回のようにMCの正常な動作を妨げ、機器の故障やトラブルを引き起こす原因となります。
そのため、補助接点の定期的な点検や清掃、適切な保守を行うことが重要です。
また、使用環境に応じた適切なMCの選定や取り扱いにも注意が必要です。
保守・点検や修理は、電気制御工事の実績豊富な弊社にぜひお任せください。
産業廃棄物処理施設において、再処理設備の試運転とその後の調整を行いました。
新規プラントの運転が想定通りに動くかどうかのチェックと、違う場合に回路の修正をしてほしいとの要望でした。
お客様からお聞きした要望を現在の設備で実現可能かどうかの精査をしました。
また、豊富な実績に基づいた数多くの選択肢の中から、出来るだけ費用を抑えて出来る改造方法をご提案させていただきました。
あらかじめ、問題点を洗い出して調整に臨んだのでスムーズに仕事がすすみました。
試運転調整時にいつも機械的な問題が起こるのですが、それを電気的に改良を加えることで問題の解決を図りました。
皆様の工場でも、新設・改造したプラント等について試運転・調整などのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
鋼板製造会社の工場にて、焼損したトランス・分電盤の更新、さらに煩雑になった電気系統の整理を行いました。
古い工場は、設備の増設を繰り返して電気系統が煩雑になったり、トランスの容量不足や焼損を引き起こしてしまうことがあります。
前の保全担当者が退職したなどで、現状を誰も把握できていないというケースは意外と多くあるのです。
トラブルが起きる前に、新設以来長期間にわたってそのまま増設を繰り返しているような現場は、わたしたちのような電気制御会社にご相談することをおすすめします。
不特定多数の作業員の方が勝手にコンセントや照明を増設したため、既設の盤・トランスが焼損してしまいました。
焼損したトランスや分電盤を更新してほしいとご依頼いただきました。
また、煩雑になっている電気系統の整理や、コンセントや照明用の電源の増設についても一緒にご依頼いただきました。
将来新たにコンセントやスイッチを増設する可能性があるため、分電盤の容量を上げてブレーカー及び端子台の数を増やし、それに合わせてトランスの容量もアップすることをご提案いたしました。
また煩雑になったケーブルの整理も行いました。
既設のケーブルは、図面もなく至る所で変な繋ぎをしていたので、事前にしっかりとケーブルルート調査を実施し、当日は弊社協力会社作業員全員に撤去対象物・撤去ケーブルのルート及び、新設ケーブルの配線ルートと繋ぎの確認を行いました。
その結果、不明な配線が無い状態になり、のちのメンテナンスがしやすくなりました。
新規分電盤には予備のブレーカー、端子台を設けており、簡単に増設ができるようになっております。
既設盤撤去・既設不要ケーブル撤去・新設盤取り付け・新設トランス取り付け・新設配管取り付け・入線・端末・結線・電源切り替えを土日の休日工事期間で終了しました。
配線敷設工事は工場内の見える位置に設置されるため、職人の腕が問われます。
私たちは、豊富な実績から多くのお客様にご満足いただいています。
鋳造工場にて、バケットエレベータの操作ボックス設置工事を行いました。
工場内に設置された2機のバケットエレベーターについて、現場にて寸動運転(インチング運転)ができるようにしてほしいとのご要望をいただきました。
既設の操作盤とは別で現場でも操作できるようにするとのことで、同時操作による事故が起きないよう設計しました。
対象設備である連続ショットブラストの近くに操作ボックスを追加設置しました。
今回ご要望を受けた寸動運転(インチング運転)は、創業時の自動運転中ではなく、ベルトの交換時などの保全作業で使用することを目的としていました。
そのため、自動運転中の誤作動防止及び保全作業中の安全性を重視し、制御盤での操作と現場での操作を同時に行えないよう設計しました。
複数の場所で操作できるようにする際問題となるのが、安全性です。
一方で操作している時にそれを知らずに別の場所で操作して事故が起きてしまう、ということは避けなければいけません。
私たちは、安全性を確保したうえで設備稼働の効率性を上げる工事も得意としています。
鋳造工場にて、電気炉の注湯時間監視装置の自動化工事を行いました。
電気炉の注湯時間監視装置において、これまでは監視開始を手動で行っていたものを自動化したいとのご要望でした。
以前同じ工場で同様の工事を行い、その追加工事となります。
前回改造した電気炉は高周波炉だったのに対し、今回は低周波炉のため、カウントする信号も別のものを採用しています。
電気炉の炉体を一度傾動させた後の着座を監視開始とし、注湯時間のカウントを開始させる改造をしました。
監視開始のタイミングの誤差などはあまり気にしないとのことで、近似値となる信号で監視を開始する設定にしました。
具体的には、炉体を上昇・傾動させるレバーにリミットスイッチを敷設し、動作の検知を行います。
動作検知から監視開始までの具体的な秒数は、現場の作業を実測で測り設定しています。
自動化を進める上で、様々な要望や課題があると思います。
例えば今回の場合では、部材費をなるべく抑えたいとのことで、現場オペレーションの了承のもと、リミットスイッチを傾動レバーの付近に設置しています。
また、誤作動をなくすよう注湯以外ではなるべく反応しないようなラダーを設計しました。
ソフトなどを導入せずに工場の自動化を実現したい方は、私たちにお任せください。
鋳造工場において重要な役割を持つショットブラストの設備が正規とは異なる動作をしているので、原因を調べてほしいとのご要望でした。
現状の動作と正規の動作から、また設備の動作中のプログラムのモニタから原因を特定します。
プログラムから、事前にリミットスイッチの信号が原因の可能性が高いと予想していました。
実際に現場でモニタすると一見正常でしたが、その信号の立ち上がり回数を監視する回路を追加すると原因がわかりました。
リミットスイッチが反応するとき、目視ではわからない早さで信号が2回入ってしました。
リミットスイッチの位置調整・清掃により、一旦正常になりましたが、リミットスイッチの入力信号をタイマーで処理するようなPLCプログラムの改造もご提案させていただきました。
鋳造工場にて、センサー設置とラダー・シーケンス改造、さらにケーブル・電線管敷設工事を行いました。
注湯時に鋳造型枠に溶湯が付着することがあり、それをオペレーターで除去作業を行いたいので、特定の場所に湯付着した枠が到達したらランプなどで知らせてほしいとのご要望でした。
業種特有のお悩みや実現したいことに対しても、ご要望に応えるべく最適な提案をいたします。
異物を検知するセンサーを取り付けて、検出枠が特定の場所に到達するとシグナルタワーで表示、及びオペレーターのスイッチによる確認操作をするようPLCプログラムを改造しました。
鋳造型枠ごとに摩耗や位置のズレなど個体差が大きく、検出場所に湯付着以外の異物も多くあり、それらをクリアできる検出センサーの選定や形状の考案が一番の課題でした。
扇風機の交換工事を行いました。
お客様の工場内に設置されている扇風機が急に動かなくなったため、ご依頼をいただきました。
扇風機などのモーターは、故障前の予兆に気付かず、急に停止してしまったというケースがよくあります。
私たちは原因調査から機器の交換までを行います。
扇風機に使用しているモーターの絶縁測定とモーターの線間抵抗の調査を行いました。
メガーにて絶縁を測定した結果絶縁不良という結果がわかりました。
また、線間抵抗も各層のばらつきがあり断線という事も確認できました。
原因はベアリング不良による過電流によりモーターが焼損と考えられます。
原因に気付かずそのまま運転を続けていたことでモーターが焼けてしまったため、お客様の指示のもと交換する運びとなりました。
これらの故障は急に起きてしまう印象があると思いますが、実は異音や異常な温度上昇などの予兆があるのです。
これらの異常を見つけた場合は私たちにご相談ください。
私たちは故障が起きた際も、ただ機器を交換するだけでなく原因を特定することで、再発防止のアドバイスまで行います。
鋳造工場にて、転轍機切替ボタンの増設工事を行いました。
既設の操作ボックスはありましたが、そことは離れた箇所でも転轍機の操作を行いたいとのご要望でした。
工場内の動線の都合上、既設の場所とは違う離れた場所でも設備の操作を行えれば楽なのに、、、というケースは良くあります。
私たちは電気制御工事会社として、工場の手間改善のための工事なども行っています。
転轍機の切替ボタンのみ増設するという提案をしました。
既存の操作ボックスの北側に切替ボタンとボックスを設置し、西側にある既設の操作ボックスへの繋ぎ込み工事、配線工事も同時に行いました。
また、切替ボタンに、転轍機の向きがわかるシールが欲しいとのご要望があったので、一回り大きなボックスを用意し、転轍機の向きがわかるようシールを貼りました。
私たちは、このような小さな手間改善についても、既存の設備を活かして最小限の工事で実現します。
操作ボックスや切替ボタンの設置、それに伴う配線配管工事、既設の制御盤への繋ぎ込み工事などを一貫して行います。
磁選機下にあるパタコンの操作盤にセレクタスイッチを設置する工事をしました。
これまでスイッチの入切は、操作盤の扉を開けてブレーカーによって行っていました。
業務の効率化を図るため、もっと簡単に操作できるようにとのご要望を受けて工事を行いました。
既存の操作盤のボックスが小さく、セレクタスイッチを設置するスペースがなかったため、ボックスを大きなものへと交換し、扉の外側にセレクタスイッチを設置しました。
また、運転状況が把握しやすいように表示灯もセレクタスイッチと共に設置しました。
さらに、既存のブレーカーはモーターブレーカーではなかったため、モーターの保護も行えるよう電磁開閉器を追加し、図面作成まで行いました。