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お客様の工場にて、設備の操作時に不具合が生じるため、動作不具合の原因調査を行いました。
長期間使用している設備では、様々な動作不良を起こしてしまいます。
電気的な問題と機械的な問題を一つずつ確認し、原因を特定することが重要です。
容器加工業のお客様より、設備起動ボタン操作時に、既に起動中の別モーターが停止することがあるため、原因を特定して不具合を直してほしいとご依頼いただきました。
現場にて実際の症状の確認及び、電気図面、盤内制御機器の調査・点検を行いました。
症状発生時の規則性がないため原因特定に時間がかかりましたが、症状と電気図面から考え、まず可能性の高い制御系統のコモンから調べました。
すると、キースイッチの端子ネジが緩んでいるところを発見しました。
端子ネジの緩みにより接触不良が起き、ボタン操作時の振動により連動して予期せぬ動作が起きていることがわかりました。
念のため制御盤内の全端子ネジの増し締め、清掃を行ったところ、症状は出なくなりました。