電気炉の油圧ニットを制御するカムスイッチ交換工事を行いました。
カムスイッチの内部が破損し、またレバーがもとに戻らなくなったため交換してほしいとのご要望でした。
カムスイッチの接点構造は特殊なものが多いため、既設部品と交換部品の接点構造を確認し、対応したものを選ぶ必要があります。
工事前の様子
カムスイッチの操作レバー
内部破損の影響で右のカムスイッチレバーが戻らなくなっていました。
また、左のレバーにも破損が見つかりました。
カムスイッチ内部
当社の提案・施工内容
一度依頼されカムスイッチの交換をするためお客様のもとに向かいましたが、お客様手配のカムスイッチの接点構成が既設と異なり交換できませんでした。
そのため、こちらから接点構成を指定させていただき再度購入され交換となりました。
また、隣のカムスイッチのレバーに破損が見られましたので報告したところ、今回交換して不要となった破損のないレバーを流用して欲しいとのことで交換しています。
施工の様子
施工後 レバー外観
右に新しいカムスイッチを設置し、問題のなかった右のレバーのみを左に使用しました。
当社スタッフより
制御機器の部品交換を行うとき、今回のように既設機器の接点構造と合致させなければ部品交換ができないケースがあります。
専門的な知識を要するため、当社のように制御工事を専門に行っている業者に依頼しましょう。
既設機器を活用して工事費用を抑えるなど、柔軟に対応いたします。