ブログ

てご通信 vol.9

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Livedoor Clip
Bookmark this on Yahoo Bookmark
LINEで送る

てご通信9

工場の安全対策は様々あれど、計装を活用した安全対策に注目が集まります

工場の関心事の一つに「安全」が挙げられます。KYにヒヤリハットによる改善・・・というような日々の取り組みが多いのではないでしょうか?
しかし、よく見てみると「昔ながら」の設計で建てられた工場では、意外に危険な箇所は多くあります。
安全には注意喚起や危険予知等といった人の意識によって改善できるものに合わせて、手すり・柵・防滑床材といったハード面、更に、警告・緊急停止を行うような計装面を活用した取り組みがあります。
工場の設計を大きく変えることはできませんので、意識面・ハード面の次の施策として計装を活用した安全対策へのニーズが上がってきています。

オフディレイタイマー1

できることは多岐に渡る 注意喚起から緊急停止…現場に即した導入を

センサーの設置、その、信号が出された後にどのような動きを行わせるか、その一連の流れを組みあげることが計装を活用した安全対策になります。

 ・人が立ち入ったら機械を緊急停止させる
 ・人が近づいたら注意喚起の信号を発報する
 ・機械が動いているという事を知らせる為の信号を出す 等々

安全を仕組み化することは事業所の安全品質を上げる上では重要です。また、それらを実現させる技術も普及されてきています。どのようなセンサーを用いればよいのか、どのように制御を掛けていけばよいのか、具体的に何を用いて周辺認知をさせるのか、それらを一気通貫で提案できる事業者と一緒に取組むことが良いでしょう。


サイテックで提案をしてきた工場の安全対策事例をご紹介します

私達もお客様のご相談に応じて、安全対策の工事を行う事があります。サイテックは電気制御を強みとしている会社ですので、お客様のご要望に合わせた各種機器の選定から、具体的な制御変更・試運転から後のメンテナンスまでを一貫で行う事ができます。

機会に人を近づけない ライトカーテン

赤外線センサーをカーテンのように配置し、機械に人が近づかない、手を出さないようにするためのものです。センサーが動態を検知することで、機械を緊急停止させます。
よくある事故の一つに、機械のトラブル時に自分で直そうと手を出し巻き込まれる事故です(1人前直前くらいの人に多い)。それをセンサーを活用して防ぐ技術です。

オフディレイタイマー1

機械稼働中は人を中に入れない セーフティドアスイッチ

機械稼働中、その周辺エリアに人が誤って入らないようにするためのものです。機械の稼働が停止したことをセンサーが確認し、該当エリアに入る為のカギが開くというものです。
インターロックの生産設備版とお考えいただくと
イメージが付きやすいでしょう。

オフディレイタイマー1

人の立ち入りを検知 赤外線センサ

機械に人を近寄らせないためのセンサーの一つに、左のような赤外線センサーを用いることもあります。
足元で検知することで、人の侵入を検知します。
安全対策の上で計装設備を用いる方法は有効です。また、センサー技術も発展してきている中で、取り組みやすい手法になりつつあります。
しかし大切なことは、機械なので融通が利かないという事。全体を考え最適な設置方法を検討することが大切です。

オフディレイタイマー1

てご通信 フッター