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転轍機のセレクタスイッチ設置工事

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セレクタスイッチ(切替スイッチ)の設置とシーケンサ改造工事を行いました。

工場内のホイストのセンサーに不具合がある際にも、転轍機を強制的に動かせるようにしたいとのご要望でした。

センサーによって工場内の事故防止を行うのは基本ですが、そのセンサーが正常に作動しない「万が一」にも備えることで、事故の確率はさらに抑えられます。

工事前の様子

施工前 制御盤扉

9-1編

こちらにセレクタスイッチ・表示灯を追加します。

施工前 制御盤内部

9-2編

扉の裏側からケーブルを伸ばしています。

当社の提案・施工内容

ホイストのセンサーに不具合が起きた際には、セレクタスイッチにてそのセンサーを無効化し、センサーが誤検知していても転轍機を起動可能にしました。

また、センサーが無効化されている時はそのことがわかるように、セレクタスイッチと共に表示灯を設置しました。

施工の様子

施工後 制御盤扉

9-3編

セレクタスイッチと表示灯を既設のものの隣に設置しました。

施工後 制御盤内部

9-4編

既存のケーブルとまとめて配管しました。

当社スタッフより

セレクタスイッチによりセンサーの無効化を簡単に切り替えられるようになったため、使用の際には十分に安全面を考慮してもらうよう現場オペレーターに丁寧に説明しました。

また、工場内の別の箇所で同じような施工が施されていたため、オペレーションで混乱が起きないよう部材や仕様を既設のものと揃えました。

私たちは工場の安全対策のための様々な提案をしております。

事故防止のために工場内で気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。